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【最終回】ボルボについて

  • 2019年12月30日
  • 未分類
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こんにちは。まこまちです。

 

前回はいきなりの閉鎖宣言にびっくりした方も多いことと思います。私自信も驚いていて、まさかこのような事態になるとは思っても見ませんでした。

ですが、代理弁護士からの通知をいただき、さまざまな考察を重ねた結果、about VOLVOを辞める意思を固めました。応援してくださった皆様、今までありがとうございました。

経緯は前回話した通りで、流石に書類の内容については代理弁護士との話も済んでいない為行えませんが、決めたことは決めたこととして2020年に入らずに、今回の記事を持ちましてabout VOLVOの記事更新は終わりにいたします。

なんだか寂しい結末となりましたが、最後のabout VOLVOでの記事をご覧ください(^^)

 

2019年 ボルボの各モデルについて

ボルボ。全世界でも年間60万台付近の販売数である小さな自動車メーカーですが、そのうち日本での販売台数は、これまた少ない2万台弱。それでも、2019年は随分知名度が上がったのではないでしょうか。

台数を牽引した人気SUV XC40とXC60

その牽引役はやはり、VOLVO OF THE YEARでも1位2位のワンツーの実力であった、XC40およびXC60という2台のSUV。なんども言われてかわいそうですが(笑)、ブサカワのXC40とスタイリッシュのXC60は、街中で会うと異色の存在感。

ハリアーやCH-RなどのトヨタSUVを飽きるほど見れる日本国内において、ボルボSUVの完成度の高いエクステリアデザインは、車好きなら必ず目を留めるはず。「特急電車が来た!」に近いレアリティですし、車が好きで高級車を選んでいる層であるならば、グリルのエンブレムからヘッドライト、ドアーのラウンド、リアコンビランプにテールゲート。ジロジロ見たいに決まっています。

インテリアなんて自分の車と比較してしまいがちですし、ボルボの横に「ふーん」という顔の人が立っていたら、その人はかなり車、好きでしょうね。

2019年は、その2台が都心で見られるようになりました。XC40はホワイトが多いかな?XC60はゴールド系ですね。大きな商業施設でボルボを探すのが楽しくなってきた1年間でした。

ボルボXC40全景

とうとうMomentumに乗せてくれる約束が果たされずに終わりそうな、XC40。評価高いらしいよ。

VOLVO XC60

ボルボのこの角度好きです(^^)XC60はグリルに主張があり、V90に似たテイストを感じますね。

ある意味脱皮したV60

対して、人気が無い、というよりは玄人好みの車になったのがV60、という印象です。

2018年の年末発売というだけあって、なかなか見ることはありませんが、走りすぎる姿はやっぱりカッコいい。しかしボルボといえばエステートだったのに、完全にSUVに持っていかれている感じがします。

V60の魅力はなんといっても薄さです。運転席のウインドウから車内を眺めた時に、天と地が近くて平べったい。ステアリングの上に天井、みたいな印象です。それでいてシートと内装材とのコントラストを強く出すので、おしゃれ感が半端ない。V60のアンバーシート、超お薦めですよ。

私はもともとV60が欲しくって、セールス氏がそのあたりを組んでくれて10年ローンなんていう見積もりを用意してくださいましたが(笑)今思えば手を出さなくてよかったですね。こんな終わり方するんだもん。ま、そこは置いておきましょうかね(笑)

VOLVO V90

リアの流れるようなデザインが素敵。一度乗ってみたかったぜー。

その他(*´Д`*)

ただ、元気なのはこの3車種だけかなという印象です。私の住む神奈川県東部周辺では、XC90→V90の順でちらほら見ます。V60 CrossCountryは、実は納車式の取材をさせていただいた時に見たくらい。本当にレア。オーナー様、おめでとう!(^^)

CrossCountry、2019年の売れ行きは芳しくありませんが、自己表現にはもってこいでしょうね。V90もV60もV40も、人とは少し違った価値観を持つよという主張ができますから。

もちろん、ボルボユーザーは強い自己表現なんて望んでいないだろうなって勝手に思っています。そういう人はメルセデスやBMWに流れるでしょう?違うよというのであれば、私はすでに時代遅れなのかもしれませんね!

人の多様性なんて見極めきれません。私の言っていることも勝手(笑)けれども、ボルボってそういうオーナーさんが乗るよねって今も思っています。

VOLVO XC90 MY2020 インテリア

この内装は大好きですね! XC90のインテリアですが、北欧家具とともにドライブできる幸せは、何にも変えられない事でしょう!

V60クロスカントリー

V60 CrossCountry。納車式で見せていただきました(^^)もっと日本の道を走って欲しい車です。かっこいい〜

引退試合のV40

その多様性を担うのが、V40。なにせ、量販価格帯の車でしたからね。ボルボ中級以上の車へのステップとして、最初に選びやすいのがV40です。ほんと、スウェーデンボルボは施策を間違えましたね。この価格帯の車は用意しておかなくちゃ。

いや、安全装備の質やエンジンの質を抑えたXC40で乗り切るつもりなんですよね。V40は軌道修正したかった。だから2019年に出せなかったというわけです。

でもボルボも8年経てば流石にモデルの古い車です。今年をもって引退。残念な年になりました。

そういえば、私ごとではありますが、about VOLVOではじめて2記事連続でGoogleの検索候補に選ばれたのが、V40の引退記事です。引退の花向けコメントを頂いたのも懐かしいですね!

販売終息間際にご購入された読者さんもいらっしゃいました。ぜひぜひ、ボルボライフを楽しんでください。いい車なんですって、本当に(^^)

クラシックに乗り換えた方いらっしゃいますか?

なお。。。聞き飽きたのですけどね、セールス氏はよく、「クラシックシリーズ」が好きで乗り継いでいる人が多いって私に教えてくれます。本当なんですかね?

例えば、V40の初期モデルから、V40 ClassicEditionに乗り換える、みたいな事らしいのですが。いやーーーー・・・V50がハイブリッドとかディーゼルとかになってたら、買ったかも?いやいや、新しいボディに乗りたいですよ、私は。

もしお会いできるのでしたら、お話してみたい。最終モデルを購入して、どのように乗られているのか。興味があるという話です。

ボルボV40でビーナスラインへドライブ

森林に似合うのがボルボの魅力のひとつ。パッションレッドも見事に調和。これが自然豊富な国に住む人たちのつくる車なんだ。

VOLVO S60 正直かっこいい

異次元のカッコよさ?ブラックルーフが無いのだけが残念だ!

不思議と懐かしいS60

2019年を振り返ると、ボルボは最後にS60を出して今年は終了という感じでした。S60は乗っていないので語ることはできないのですが、なにせカッコの良い車でしたね。

ブラックもソリッドレッドもなかなか似合う。私なら赤を買うかな?

少し不思議なんですけれど、今回のS60は昔のボルボの面影を感じるんです。先代S60というわけではなく、ボルボ全体で見たときの印象の話なんですけどね。ボルボが洗練されて、そこに居る、という感覚を受けるんです。

いちばん先代に近いのはXC90のはずなんですけどね。デザイン的にも。でも何かS60には漂っています。なんだろう?

おそらくですが、先先代のS60に似ているんですよね。S40にも似ている。クーペーのようなセダン。スウェディッシュセダン。ストーリーはV60と同じですが、先先代S60はたしか、V70と同じプラットフォームでしたよね?その流れで先代のS60の流れも取り入れて、今回のS60が販売された。ややこしいかな?

カジュアルスポーティ(先代S60)と濃厚ボルボ(先先代S60)が合わさって登場した感じがするんです。

見た目の話ですよ!?なにせ先先代は雲の上の車でしたから、触れたこともありません(笑)憧れの車だったんですよ。

新しいS60の歴史がはじまるんです。オーナー様は胸をはって、制限速度でドライブを楽しんでくださいね。

 

2019年を通してのボルボの印象は以上です。素晴らしいプロダクトの数々に、口を出すところもありません。ほんと、ボルボって良い車になったなあ。

お金のかかり方も尋常じゃないらしいですよ。中国資本さまさまなのが少し残念ですが、結果オーライというところですか。

2019年 aboutVOLVO 思い出の記事

独りよがりな世界に入ってまいりました(笑)

aboutVOLVOの歴史はたったの20ヶ月。記事数は一部まとめたりしたものの、300を超えていました。その中、コメントを250通を超えていただけた事が、なによりも嬉しかった。

コメントの量は記事への反応の量で、私としても「うまく書けたな!」という記事は沢山あります。その中でも、これは!という記事がいくつかありまして。苦い思い出になりますが、心に残る記事を紹介します。

 

自動ブレーキが効かない!?

Meeting!! アクセルオンでキャンセル?過信が危険なボルボの自動ブレーキ(現在 記事は都合により非公開)

私の取材力が足りず、しっかりとした情報を伝える事ができなかった記事。何がといえば、アクセルから足を離さずにいると自動ブレーキはかかるのか?かからないのか?について、中途半端な情報で終えてしまった事です。

きっかけは、「アクセルを踏み込むと自動ブレーキがキャンセルされる」というフレーズを聞いた事。ならば「アクセルを踏みっぱなしの場合はどうなるの?」という疑問から各自動車メーカーに質問する、という企画にしたものでした。

他メーカーがアクセルを踏んだ状態で自動ブレーキがかかる、と断言される中、ボルボのコールセンターだけは「わかりません」で通されてしまった。ならディーラーに聴こうと電話しましたが、なんと定休日。

そこで、いま調べ中ということで記事を終えたのですが・・・失敗しました。

ボルボユーザーは安全性についてはとても厳しい目をもっていらっしゃいます。自動ブレーキはかかるはずだ。セールスから聞いている。様々な意見を頂戴することに。

反省点としては、やはりボルボユーザーに不安感を与えてしまった事です。ボルボのブログとして、これは失敗したなと悔やむ記事でした。とほほ。。。

 

今も続くプレミアム論

ボルボ論 捨ててはならない準プレミアムの価値(現在 記事は都合により非公開)

ボルボユーザーには2つのグループが存在すると思います。ひとつは従来からのユーザーで、ボルボの”準プレミアム”というスタンスが好きだった方。もうひとつは、ボルボはプレミアムだと思っている方。

この記事では、私の主張を述べています。私は”準プレミアム”支持なんですね。

何がショックだったかといえば、この記事で読者さんが少し減った事です。少し辛かったですね。

でも、自分の意見の無いブログって価値が無いじゃないですか?そりゃ、万人受けする事を言えればいいですけれど、多様化の進む現代社会において、それは無理なんです。読者さんもそこはわかっていらっしゃるはず。

ですから、覚悟の上で放った一言。辛い経験でしたが、自分を貫けたのだから良しと思っています。ただコメントではプレミアムを押す声もあり、決着を付けられないでいた事だけが心残りですね。

 

長野ディーラー整理の真実

直近の話ですが、やはりこの話無しでは語れませんね。

ヨコタインターナショナルさんへ接触する際、実はブログの先行きについては覚悟しました。なにせボルボの系列ディーラーであることには変わりなく、さらには意見文としてメールを差し上げたからです。

実名でメールしましたので、ボルボ本社へ「こういう人から意見が届いている」と、問合せする可能性があります。もしかしたら、していたかもしれない。

実際には私がお世話になっているディーラーへ伝えていましたから、事前にわかっていたことかもしれませんが。

横田社長からのご返信は大変すばらしいものでした。そして、悔やんでいる事も伝わってきました。

 

雑誌社へも伝えてみようか?と検討したこともありました。

ただ、不法制を見出せないので雑誌社が乗ってくるわけがない。なら、この話はブログに残す事で、永遠に世の中に残るようにしよう、と考えたのです。

たぶんこのあたりの動きが、今回の私へ対する動きに関わっているのではないかな?と感じています。

美しい信州へ紅葉ドライブ ボルボV40

良いプロダクトだけでは難しい

2019年も年の瀬です。

みなさん、洗車は終えていますか?きれいな車で新年を迎えたいですね。

わたしのV40はまだまだ元気ですが、今後どうするか、考えている最中です。

 

ボルボについてはまだまだ書きたい事はありますが、今回の件でもう、話す気力も失った感じです。

車の購入にはストーリーが必要です。ルーツ、起業の経緯、協力者の存在、存在の意味。プロダクトの良さだけで買う時代は終わりました。コトラーもたしか、そう言っていたはず。

私の12年に及ぶボルボのストーリーは、今回の件でめちゃくちゃになったというわけです。

どのような顔で、about VOLVOを続けていられよう。

 

 

やはり、1日2時間〜4時間を費やしてきた記事を消すのは気が引けます。

今回の代理弁護士からの通知は、あくまでも名誉毀損にかかわる情報の削除。サイトの停止ではありませんでした。

しかし、多くの記事の中でボルボ・カー・ジャパンへ苦言を言い、K社長に対する憶測を述べています。これらが全てダメだと言われれば、ダメなんです。すべての記事を一旦消してしまう他ありません。

 

私はただ、他のメーカーよりも素晴らしい会社になってほしかっただけ。

 

メルセデスでもない、BMWでもない、レクサスでもない。独特の立ち位置にいる事ができるボルボは、売れている現状に満足していてはいけないのです。今のうちに顧客第一を貫く体制を取らなければ。

ディーラーでミスがあれば、本社が動いてフォローすれば良い。ならば、顧客満足を本社が率先してすれば良い。その為に私は、ボルボユーザーの感じている不満を発信していただけでした。

 

スウェーデンが発祥のボルボが、なぜ安全性能を磨き上げたのか。

人を大事に想う心からです。日本の10分の1ほどしかないスウェーデンの人口において、交通事故による人的被害は日本の比ではありません。

有能な人の生存率を上げて、世界で戦える国にしたい。これが原点のひとつです。

でもこれって、町の中、村の中で争い事をせず、隣に住む人を大切に思い、家族を守ること。このスケールを広げただけの話です。

目の前の誰かが事故に遭い、命を落とす。それが見ず知らずの人であっても、貴方にとっての大事な人と同じ命なのだから、救えるように努力しようよ。

そう言っているのだと、私は考えています。

人が人を思いやる。大事にする。その心があれば、誰からも文句の言われない人に必ずなれるはず。人の集まりである企業も同じ。

 

ただ、私自身もこの事を忘れて、ヒートアップしてしまった事も事実でした。とても残念。

 

2019年のボルボ・カー・ジャパンは、ユーザーの声をどれだけ収集し、どれだけ改善に結び付けられましたか?ストーリーを重んじる人は世の中には沢山いるのです。

商品だけを扱い、販売するのは100円ショップくらいでいい。特に高額商品を扱うのであれば、購入者の人生を左右する出費をお願いするのであれば、様々なケアを行うことは当然。インポーター、つまり中間業者なら、顧客を満足させる仕組みを作らずにどうしようというのでしょうか?

これが世界で行われているものなのか、知ることはできません。もし日本と同じであれば、リピーターを増やしていく事は難しい。そのインポーターの素性を見ないで購入してくれる人。そのような方は、もともとボルボを購入できるような収入は得ていないと思います。

ユーザー、大切にしていますか?

2020年以降、どうか道を踏み外さずに、歩いて行ってほしいです。

おわりに

最後になりますが、今までこのブログを支えてくださった皆様、どうもありがとうございました。

数々のコメントや記事については、アーカイブして保管しておきます。

他のブログへの引き継ぎはできなくはないのですが。。。新しく書いた記事にコメントを新たに頂いた方が嬉しいや( ´ ▽ ` )

 

クルマ選びはとても大変なこと。だからこそ自動車メディアがあり、メディアの書ききれないところをブログが補う。

購入したい人は色々参考にして、意思を決定します。

ブログにはとても大きな意味がある。20ヶ月続けてきた私は、自分を誇る事ができます。

私にできる大事な役目を、続けていこうと思います。

 

そう。。こういう時は、またいつの日か、みたいな話になって静かに終えるのが定番ですが、残念ながら違います(^^)

新しいブログを立ち上げ、執筆します!と宣言します!

 

名前がまだ決まっていないので、ドメインを取れないでいます(笑)

 

内容の詳細までは明かしませんが、自動車ブログのようで、自動車ブログではない場面も多く予定しています。

拘りのツールなどの使い方、選び方、車での遊び方などを総合的にあつかうライフスタイルマガジンを目指します!

しかも!

基本的にはトップセールス品は扱いません!

車で言えば、メルセデスやBMWのようなミーハーは選ばずに、プロダクトの素晴らしいボルボのような商品を紹介したり(もちろんメルセデスやBMWだって良いプロダクトですよ)。

それらを使った楽しみ方を綴ったり。

というようなコンテンツを予定しています!

 

お正月休みがすっ飛びます(笑)

2020年1月、このブログにリンクを設けます。引き続きご愛顧をよろしくお願いします!

 

という事で、ウジウジせずにサクッと終わりにしたいと思います。

長い間お付き合い頂き、ありがとうございました!またお会いしましょう!