12月22日まで 2019 VOLVO of the YEAR 投票受付中!サイドメニューか記事下リンクより投票画面へお進みください!

【エッセイ】役に立たないボルボ話その2

ボルボについて、私のボルボ人生をお話するだけの、はっきり言って皆様の役に立たない記事(笑)でも、人の考えを読むのって楽しくない?

今回のお話は、ボルボV50パッションレッドを楽しむ私の前に現れた、ボルボの刺客たちのお話。V40に乗り換える前にあった危険なボルボについてお話しよう。

あ、今回は少し軽めの話にする。前回はボルボに冷めた宣言の後で、空気が重くて内容も重かった。今回は幾分軽いはず。

 

episode ポールスター

ボルボで点検を受ける時は、ディーラーで過ごすと決めていた。時間にして1時間半だから、無料のコーヒーをいただきながら、置いてある雑誌を読むのも悪くない。

子供用の遊ぶスペースも用意されているし、グズるようなら一緒に車でも見ていれば良い。子供をボルボ好きにすれば良いのだ。わはは!

しかし、1時間半何も考えず、ひたすら見入ってしまった車があった。ボルボV60 ポールスターだ。

出典:car watch

ボルボV60 ポールスターは、(当時)ワークスチームのポールスターが手掛けたモンスターマシン。エンジン、サスペンションに手が加えられ、試乗記を見る限りは「大人のスポーツワゴン」だった。

鮮やかなブルーはかなり危なかった。今も、持っている人を羨ましいと思う。価格にして600万円はしただろうか。けれども半分欲しい気持ちでいっぱいになった。

私たち夫婦は価値観が揃っていて、欲しいと思うものは大体一緒だ。ボルボV50にしても、家内も気に入ったので購入することができたのだ。

(このあたりの話は、ボルボ 試乗へのアポイントを取ろう 家内&初ボルボ編でまとめている。)

それでも、片方しか欲しいと思わないものは買わない傾向にある。家庭円満の秘訣、それは、一方的にわがままを言わないことだ。

ところがこのV60。大変素晴らしいカラーで、私たち夫婦の悪い癖が出てしまった。褒めまくり始めるのである。

「リアの形状に色があっている」だの「見たことのない軽薄で輝かしい青」だの、のりだしたら止まらない。赤いV50の見えないところで、青いV60に乗る気満々。

ポールスター用の限定色だったV60だが、もう少し価格が安く、際立ったチューニングがされていなければ、購入していたことだろう。色で車を選ぶ。相変わらずの悪い癖。

 

episode V60

ボルボV60カタログ画像
出典:Volvo car japan

ところが、この「限定カラー」ではない普通のV60に試乗して、ハッと我に帰ったのだ。

ちょうどボルボが「Drive」というモデルを出し始めていた時で、試乗モデルもダウンサイジングターボの直列4気筒エンジン。点検が終わるまで時間があるからと、セールスさん抜きで試乗に出させてくれた。

このエンジン。確かに良い味付けで軽やか。V60自体もV50よりも重いと感じさせず、軽快なフットワークで一般道を走り抜けた。

この味付けが、まずかった。(あくまでもV50オーナー目線ですよっ)

どっしり重たいV50に乗っていたおかげで、軽やかが気に入らなかったのだ。ハンドルを切るのも重たい。車全体の動きも重たい。そんなV50が大好きだったから。

少し歳をとった今なら、軽やかな車は楽ちんで気にいると思う。けれども、ボルボを買った理由がボディカラーとボディデザイン、そしてこの「どっしり」とした走り味だったから。

おかげでV60ポールスターの魔の手から逃れることができた私だったが、あのカラーは本当に忘れられない。

ポールスターを新ブランドにして白い車を出すくらいなら、またあの青い車を出して欲しい。そう思うのであった。

 

スポンサーリンク

episode XC60

ボルボXC60のカタログ画像
出典:Volvo car japan

そして現れた第二の死角。XC60日本上陸。いや、日本上陸は随分前に果たしていたのだが、ショールームで見てとても欲しくなった。

これは家内が乗り気じゃなかったおかげ(?)で購入をスルーしたが、今見ても欲しいと思える逸品、初代XC60だ。

デザインテイストは旧ボルボからの過渡期にあるが、デザイナー「フェディ・タルスマ」が仕上げたXC60は、とにかくお尻が際立って美しい。

現行モデルのXC60が男性なら、旧XC60は女性的。グラマーな曲線美はショールームで私をうっとりさせた。ミレスもびっくりの彫像だ。

何より感心したのは、居住性。V60やV50はリアシートは狭かったし、V70は高級すぎた。XC60はリアシートにしっかりとしたスペースがあり、これは所有する喜びに満ち溢れている!と感じた。ぴーんと来た。

いま、私は車選びはライフスタイルとの結びつきで選ぼうと考えているが、所有するだけで嬉しくなる車というのも、あっても良い。自宅にガレージがあれば、尚更だ。

「XC60のすべて」を買ってみたり、「子供が大きくなってきた」などアピールしてみたが、まだまだ乗れるV50のおかげで話は進まず。まあ、今にして思えばよかったのだ。V40はとても楽しい車だから。

 

そういえば、最近は「ボルボセレクト」に旧型XC60が並んでるのを見かけるようになった。ディーゼル搭載のD4は今も魅力的だ。

宗谷岬まで無給油で行ける。そんなボルボディーゼルはなぜ輸入されなくなったのだろうね。

この答えは、先日ある人物から聞いた。本当かどうかは判らないけれど。国土交通省の認可を得るのに、お金がかかるらしい。新型V60などにディーゼルを搭載しないのは、そういった理由もあるようだ。

めちゃめちゃ沢山の粗利を稼いでいるのに!メルセデスもBMWもプジョーも、ディーゼルをラインナップに加えているからね?

パーツ外販問題などで目をつけられたボルボ・カー・ジャパンは、不誠実も相まって商売がし辛くなっているのだろうか。社長を変えれば済む話なのにね。

 

episode XC70

XC70リア
出典:Volvo car japan

思い出した。もうひとつ、忘れられないボルボがいた。XC70だ。

2001年〜2007年に販売されていた、ピラーがボディ同色の「超お洒落」で「ハイセンス」で「SUV風でかっこいい」これがXC70。

この頃のXC70、そしてV70は本当に欲しかった。まだ若造だった私には手がだせる車ではなかったが、この車は憧れだった。最高だった。

もし今、まったく同じデザインで登場したら、現行ボルボを駆逐する勢いで売れるに違いない。いや、違う客層を得られるに違いない?現行型V90ともV60ともテイストの違う車。これがV70シリーズ。縦に狭く横に広いリアゲートは、今でも逸品だと感じる。

一度XC70に乗ったことがある。

印象だけでいうと、今のボルボよりも閉鎖感があって、シートはゆったりしていて、タバコを吸わない私でも一服したくなるような雰囲気を持っている。少し柔らかめの本革シートの似合う車。見切りが悪くて思った以上にサイズが大きく感じる。全幅1,860mmは、今のV60と大差ないんだけどね。

 

古い車というのは、癖がとても強く感じる。おかげで思い出も大袈裟だ。今のV60は洗練されていて、明るい車内は開放感があって、シートは身体をしっかり受け止めて、タバコなんぞ許さないクリーンゾーン。見切りも良い。すべてを超越しているV60は、洗練されたと言えるだろう。

けれども思い出せば、20年前の車が出てきてしまう。車選びは慎重に。あなたの人生の一ページに、確実に刻み込まれるものだから。(現行V60が悪いと言っているわけではない。きっと今のV60も、思い出に残る車になる。)

 

さて、つぎの「役に立たないボルボ話」は、本当に役に立たない!車の入れ替え体験を話すつもりだ。なんであの時手放したのか?を検証する(笑)

>aboutVOLVOについて

aboutVOLVOについて

aboutVOLVOは、スウェーデン発の高級車ボルボと輸入車の情報をお伝えする、自動車ブログメディアです。
300以上の記事を用意しています。お好みにあった記事をみつけてください。ご感想もお待ちしております。