ボルボの「ドライブフィール」の評価が高い理由とは

どうも。シンゴです。

前回の話で、エイジ君から40歳ならではの敵をつくるような話などと言う紹介を頂きましたが、実際そんなはずはないからね。

たた、40歳も過ぎれば経験も豊富だし、ウンチクたれたくなる事もあるのは事実。今回のリニューアルでMeetingメンバーが独自に記事を書けるようになったのは、ひとつのチャレンジでもあるし、ウンチクを話しやすくなったという側面もあります。

1人で300個も記事を書いてみれば、個人の中に色々な人格があるよう事がわかるそうで、私シンゴはその中のおじさんウンチクキャラクターの側面を表に出すキャラクターらしい。

私のウンチクよりも過激な意見文は、ボルボ論のコーナーなどで書くみたいです。が、今回のシリーズ記事は主に、こらからボルボを買いたい人がターゲット。私も物腰柔らかく語ってみますよ(笑)

 

ドライブフィールの高評価=安全性の追求

ボルボXC90コックピット

内装材がたっぷりと使われ、衝撃時に体を痛めない工夫がされている。写真はボルボXC90だ。

ボルボV60 リアシート

ボルボV60のリアシートは、セールスさんいわくボルボ内で一番快適なシート。肉厚なシートは体を受け止めてくれるが、重さも相応にある。

そんな私が今回任されたのは、ボルボのドライブフィールがの評価はなぜ高いのか、という事。

そもそも本来ボルボに乗る人は、安全性へのこだわりが主な決め手で買う人が多いでしょう。乗ってみたら意外と走ってビックリした、とか、あまりに素直なフィーリングなので素晴らしいという事に気付かない、とか、おおよそその辺りに落ち着くと思う。

R-DesignとかT6モデルとかに乗る人は、そりゃ大したこだわりを持つ人たちだろうけれど、その人達はそれぞれにこだわりだとかウンチクだとかを持っているから無視しても構わないだろう。

ボルボに乗るにあたって必要なドライブフィールを語るのなら、その性能は安全、生命に関わる事が発端だと説明したいと思う。

 

ゆったり特性は安心料

見出し用写真 DRIVE-E

そもそもボルボは、欧州車のなかでは性能に余裕を持った部品の選定をしていると感じる。

確かに現代のボルボは、400Nmの大きなトルクを持つディーゼルエンジンや、300psを超える出力を持つガソリンエンジンがラインナップに入っている。走りを意識するような数値のようだが、その性能は主に、ドライバーの疲れを軽減するためのものだ。

例えば、長い上り坂があって、出力の小さなエンジンで登るとどうなるだろう。

回転数の上がったエンジンは緊張感が増すし、アクセルに対するレスポンスが上がるので扱いにくくなる。回転数に応じてエンジン音も上がるから、アドレナリンが出てくるよね。

今のボルボのエンジンは、基本的に300Nmのトルクを発揮するエンジンを揃えてある。上り坂の微妙なアクセルワークなど必要なく、低い回転数でジワジワ進むことを基本に考えているんだ。

だから、ボルボに乗ると快適にドライブができる。ドライブフィーリングの評価が高いという事は、基本となるエンジンの性能が高いと言えることだろう。

低回転で無理せず走れることは、車の各部への負担も減らす事ができる。「急」というキーワードの操作が少なくなるから、車自体に余裕が生まれる。

しかももともと欧州のアウトバーンを視野に入れている車だから、日本車よりも丈夫な設計だ。残念ながら重量というパラメーターで現れてしまうので、見た目にはマイナスに見えるかもしれない。

燃費も日本車よりも低いかもしれない。

モデル 価格 車重
Mercedes C-Class StationWagon AVANTGARDE 530万円 1,660kg
BMW 320i ツーリング 567万円 1,610kg
VOLVO V60 T5 Inscription 599万円 1,700kg

けれども、そのプラスアルファの重量増加は確実な安心料だ。増えた分だけ安全性も上がっている。車もゆったり特性で調整してある。細かいことは気にせず、ボルボに乗って欲しいと思う。

ボルボは燃費が悪いの?
決して悪いわけではないが、ガソリンモデルは特筆して良いわけでもない。欧州ライバル勢はディーゼルエンジンで燃費を伸ばす。ボルボも以前はそうだったのだが、今は電動化にまっしぐらだ。CMAプラットフォームにはEVがもうすぐ発表される。SPAプラットフォーム車も近い将来、プラグインハイブリッドの容量向上やEV化が計られるだろう。

 

自然と戦うための性能

見出し用写真 森林

ドライブフィーリング、というポイントで話をもう一つしておきたい。

先程、欧州のアウトバーンを走れる車だと話したが、スウェーデン特有の思想がもう一つ入っている。それは寒さに強い車を作ること。ボルボが製品の品質にキャパシティを設けなくてはならないのは、寒さを克服するためなところが多い。

スウェーデンは、土地は日本と同等の広さだが、人口は日本の10分の1くらいだ。すると、人の価値は日本の10倍に膨れ上がる。

ひとり事故で失ってしまえば、日本の”一人当たりが担当する国力”の10倍を失う計算になる。人1人の命の価値を、よく知っているのだ。

寒い日にエンジンが止まってしまったなら。急速に車内の気温が下がっていくのなら。大自然によって人の生命が脅かされる可能性。これを克服するために、製品のキャパシティを上げているのだ。

だから、繰り返すがボルボの車重は重いし、それは仕方がない事なのだ。

 

重くてもいいじゃないか

ボルボV40伊勢神宮

伊勢神宮の早朝の駐車場レースに勝った(笑)ボルボV40。首都圏から夜通し走っても疲れを感じないのは、コンパクトであるV40も同じだ。

ボルボV40と林道

林道など軽快感の欲しい道は、少し苦手。ドライブモードを変更すれば多少は改善できる。サスペンションのストロークを許容した走りを目指そう。

しかし、車重の重さをデメリットにしないのがボルボだ。

車重が重いのなら、キビキビ動く車を作らなければ良い。車の動きもゆったりにすれば良い。快適性にスポットを当てれば、車重の重い車ならではのどっしり感がボルボには現れている。

ベンツやBMMのような、キレのあるドライブフィーリングはボルボでは得られないだろう。でもそれで良い。

フォルクスワーゲンのような、軽快なキビキビ感はボルボには現れない。でもそれで良いんだ。

ボルボはボルボ流の快適性とゆったりとしたハンドリングがある。走りたい人はどうぞ別の車に。快適にロングドライブがしたいのなら、是非ともボルボに乗って欲しい。

付け加えるのなら、ポールスターパフォーマンスソフトウェアという公式ソフトで将来パワーアップもできる。パワーだけ物足りない人は、こいつを入れれば問題クリアだ。

車重が重いとデメリットが多い?
基本的には多い。車は軽い方が何かと良くて、特に環境負荷が叫ばれる今の時代は、軽い車=燃費が良い車だから、各車なんとか車重を落としたがる。ボルボは上記のような理由で難しいが、エンジン性能の向上などで対処する。けれども車重増加のメリットもあって、ゆったりとした挙動を味わう事ができるようになるし、人がたくさん乗った時と一人で乗った時のフィーリングの差が縮まる。一長一短とは言えないが、メリットもあると考えていいだろう。

シリーズ完結

見出し用写真 VOLVO V40

という事で、今回の「ボルボの評価が高い理由」シリーズは一旦完結である。

次はまた別のテーマで。。。という事になっているから、皆さんにウンチクを垂れることもまたできるだろう。

ボルボという車は、日本では今や高級車だ。400万円以上の価格帯で販売される自動車を選ぶのであれば、妥協はしてはいけない。それが小型車だろうが、SUVだろうが当然だ。

aboutVOLVOへやってきて、楽しいボルボライフを始める事ができたのであれば、それはとても嬉しいことである。ぜひコメントに購入した旨を書いて投稿してほしい。それはブログを続ける糧になるから。

それではまた会いましょう。シンゴでした。

 

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