祝!V60クロスカントリー発表 先行情報伝えちゃいます

2019年3月1日、ボルボ・カー・ジャパンはV60 クロスカントリーを予約開始と発表しました。”予約を開始”したボルボV60 CrossCountryをいち早く”予測”します。

V60 CrossCountryは、2019年4月に発表、発売を予定されています。

ということで、V60クロスカントリーをおさらいしてみましょう。ちなみに予約開始されたにも関わらずなぜ”予測”かと言えば、まだディーラーへ内容を確認できていないからです(^^;)

先行情報は後半の座談会にも入っています。お楽しみください!

V60 クロスカントリーの主要諸元

出典:Volvo cars Global News Room https://www.media.volvocars.com/global/en-gb

搭載されるエンジンは、ひとまず1種類「T5」のみとなりました。期待されていたディーゼルエンジン仕様はありません。

ボルボ本社ではマイルドハイブリッドの搭載が発表されていますから、今後はそちらに期待するべきでしょうけれども、その追加モデルも搭載されるのは先の模様です。特にクロスカントリーなどの信頼性が肝心なクルマは、できるだけ最新技術を使わずにブラッシュアップでまとめてくる可能性が高いですね。

その証拠に、TwinEngineというプラグインハイブリッド仕様も、世界で見てもV60クロスカントリーには搭載されていません。機械式AWD+既存の優秀なガソリンエンジン。この組み合わせが、V60クロスカントリーの黄金比だと思えば良いのです。

ちなみに、イギリスやスウェーデンでは、V60クロスカントリーはディーゼルのD4のみのラインナップでした。

それでは、V60クロスカントリーの仕様を確認してみましょう。

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk

図は、V60のものです。

VOLVO V60 CrossCountry T5 AWD※
エンジン 2.0リッター直列4気筒ターボエンジン
エンジン出力 254ps / 5500rpm
エンジントルク 350Nm / 1500rpm〜4800rpm
ボディサイズLWH 4635mm x 1900mm x 1545m
燃料 ハイオク
燃費 (未発表)
車両重量 1,830kg

※すべて日本での予想寸法

最低地上高は206mmと、さすがクロスカントリー、高めです。日本では210mmにセッティングされてくるでしょう。

そしてエクステリアを飾るブラックのバンパー類は、コンフォートエステートのボルボV60にアクセントを与えます。ウインドウトリムは「グロッシーブラック」で飾られて、タフさを演出します。

大型タイヤが足元を際立たせる

出典:Volvo cars Global News Room https://www.media.volvocars.com/global/en-gb

エクステリアのひとつのポイントは、車高やバンパーもそうですが、組み合わされるタイヤサイズも気になるところですよね。

日本版クロスカントリーは、欧州とは少し違うラインナップが与えられています。それは発表されているモデル名。

  • VOLVO V60 CrossCountry
  • VOLVO V60 CrossCountry Pro

この「Pro」というモデル、欧州ではMomentumやInscriptionに与えられていて、Momentum ProやInscription Proと名付けてオプションの追加がなされています。

日本版だけなのかは世界中を調べるのは大変なので敢えて調べませんが、オプション装備を装着した今までの「Summum」相当のモデルであることが発表されています。

内装のファインナッパレザーシートなどの、Inscriptionに準ずる装備を与えられるCrossCountry Proですが、タイヤ&ホイールはV60とは別のものを充てがわれるようです。

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk
18インチホイールの「215-55R18」サイズは、CrossCountry用。
出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk
欧州ではオプション扱いの「235-45R19」サイズは、CrossCountry Pro用か。
出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk
こちらも欧州でオプション扱い。「235-45R19」サイズ。

CrossCountry専用オプションと考えられます。

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk
「245 40R20」というタフさが滲み出ているホイール。

CrossCountry専用オプションと考えられます。

CrossCountry専用 第5世代 電子制御AWD

V60クロスカントリー
出典:VOLVO Global Media Newsroom https://www.media.volvocars.com/global/en-gb

V90と同じ機構であろう、電子制御AWDシステムは”第5世代”といわれるものです。

ボルグワーナー社(ハルデックス 社を吸収済み)から供給されるAWDシステムは、駆動力の配分を100:0〜0:100とフレキシブルに配分できる優れものです。

もしもポールスターパフォーマンスパッケージが発表されれば、リア寄りの駆動配分でのスポーツ走行も夢ではありません。ポールスター社はAWDシステム搭載車用のソフトウェアを開発しており、例えばスタート時にリアへの駆動配分を増やすとか、カーブでのコントロール性を上げる機能などが追加されています。

ちなみにこの制御、TwinEngine仕様には採用されません。つまり、機械式AWDだけの機能と言えるでしょう。ポールスターパフォーマンスパッケージという、後付けパワーアップ機能はなかなか魅力的。もちろん、クルマを購入時に最初から付けちゃっても良いのですけどね!

AWDシステムの駆動配分については、下記記事で詳細に解説しています。

ヒル・ディセントコントロール

そしてヒルディセントコントロール。急な下り坂でも横滑りが起きないようにコントロールする機能で、低速をキープしてくれるので安心して進路方向に集中できます。

このスイッチをオンにすると、クルマは一定の速度で走り始めます。あとはブレーキの準備とハンドル操作だけを行えば良いのですね。

下のムービーはボルボの公式YOUTUBEで、ヒル・ディセントコントロールがわかりやすく説明?されています。

日本ではどのような道があるかな。。。と想像するに、舗装されていないキャンプ場への通り道などで使えそうです。最低地上高もあいまって、ぬかるみ走行も難なくこなすことでしょう。

価格とまとめ

機械式AWDとヒル・ディセントコントロール、そして専用バンパー。16種類の先進安全装備と5年保証はもちろん標準。気になる価格はこちら。

VOLVO V60 CrossCountry T5 AWD 5,490,000円
VOLVO V60 CrossCountry T5 AWD Pro 6,490,000円

これらの装備が付いて、V60(ベースモデル)との差額は、50万円。この価格を安いと見るか高いと見るかです。

しかし、ラグジュアリーでスタイル最高で、雪道もオフロードもしっかり走破できて高速道路も楽々、という高級車。出す価値は大いにあるでしょう。

おまけ座談会

2019年、aboutVOLVOの追加コンテンツがこの座談会記事。

今回もおまけで少し、ついています。

待ちに待った人も多いことでしょう、CrossCountryについて語っちゃいます!

予約開始のタイミングと発表の”なぜ?”

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk

マコ「ボルボ V60 CrossCountryが”予約開始”です。クロスカントリーを待っていた人は結構いたようですよ。」

エイジ「そうでしょうね。V60で唯一、ディーゼルが輸入される可能性のあるモデルでしたから。でも、マコさんのツイートを見て”おわた!笑”と言っている方もいらっしゃいました。」

シンゴ「エンジンでなくて、電子制御AWDを待っていた人には朗報ではある。寒い雪国ではTwinEngineのAWDがしっかり機能するかは死活問題。寒いとバッテリー性能が落ちるからね。」

マコ「電子制御AWD待ちの人は、価格も発表されましたし購入タイミングを検討できる段階に入りましたね。ディーゼル勢は、裏切られた感じですが(笑)」

シンゴ「まあ、今回はそのあたりを深掘りしてみようよ。」

エイジ「そうですね。ところでV60 CrossCountryの予約開始が発表された3月1日は、XC90の追加モデルも発表されました。先日XC90のマイナーチェンジ情報がGLOBAL NEWS ROOMで発表されたばかりでした。マイルドハイブリッドが搭載されると情報が流れているのに、追加されたのはディーゼルの「D5」モデル。なんだか不可解でしたね。」

マコ「私は、マイルドハイブリッドが出るのに誰が買うのだろう、と思いましたよ。たしかにXC90にはディーゼルは期待されていて、出てきたモデルはハイパワーディーゼルモデルの「D5」でした。この流れは正しいと思います。けれど、大規模マイナーチェンジを控えているにも関わらず、このタイミングでのD5追加には「?」がつきますよね。」

シンゴ「ビジネス的に考えれば、このXC90もV60 CrossCountryの予約開始にも、あまり即効性のある効果は期待はかけていないだろうな、と感じ取れるよね。もちろん、V60 CrossCountryは事前予約を集めたい、というディーラーサイドの都合はあると思うけれども。」

マコ「でも、もともと予約開始なんて報道発表していなかったじゃないですか。」

シンゴ「そこなんだよね。V60 CrossCountryの予約開始報道。XC90の少し遅いモデル追加。3月1日という発表日。これらを組み合わせて考えると。」

エイジ「考えると?」

シンゴ他社の決算月の邪魔をしたいだけなんじゃ(笑)

マコ「ええええ!」

エイジ「そういうものなのですかね。。。」

シンゴ「例えば、V60 CrossCountryの発売予定は4月。決算セールが終わったタイミングでしょ。そうすると、クルマを買いに来るお客様自体が減ってしまう。」

マコ「発売を3月にすればいいだけのような(笑)」

シンゴ「まあ、きっとそれが無理だったんだろうね。そこで4月発売ですよ、3月中から予約はできるので、他のディーラーに行かないでね、とやるわけ。」

本社との駆け引きも絡むのかも

出典:VOLVO GLOBAL NEWSROOM https://www.media.volvocars.com/global/en-gb

エイジ「まあ判らなくはないですが。。。XC90はどうなのでしょう?」

シンゴ「XC90は、実はボルボ・カー・ジャパンはマイルドハイブリッド搭載のXC90の存在を発表していないんだよね。でも、本社が5月から世界でオーダーできると言っているのだから、買えるようになるよね。しかし5月じゃ遅いんだ。」

マコ「何が遅いんですか?」

シンゴ「これも決算だよね。6月決算の中小企業の社長様が、経費でクルマを買いたい場合。5月に発売されて日本へ何台導入されるかわからないクルマよりも、3月から商談して決算までに確実に納車できる、そして魅力あるクルマが欲しいとなれば、XC90 D5というのは悪くないでしょ。」

マコ「はあ。私には縁のない話です。。。」

エイジ「なるほど、そんな考え方もあるんですね。」

シンゴ「この考え方でもう1ついいのは、スウェーデン本社で在庫しているXC90 D5を販売できること。本社への貢献度が上がれば、日本法人は本社へ仕様の注文がしやすくなるよね。

エイジ「確かにそうですが、つまりV60の横幅を1850mmにして欲しい、みたいなものでしょう?」

シンゴ「そうそう(笑)本当か嘘かわからないけど、立体駐車場サイズに抑えた、って盛んに言っているよね。でも日本の立体駐車場って、1800mmサイズも多いわけで。案外次のV40後継クロスオーバーなんて、横幅1800mmにしてくるかもよ?」

エイジ「それで日本法人からお願いしていたんだって言うわけですね。」

マコ「横幅1800mmですか。。。触手が伸びそうだなあ(笑)」

シンゴ「自分たちがクルマを作れるわけではない販売会社。でも、お客様からの声が上がってくる以上、いつまでも話を聞いているだけではストレスも溜まってしまう。なんとか本社に聞き入れてもらい、クルマを売りやすくしたいわけだ。」

エイジ「その為の駆け引きですか。。。まあXC90は買う人も少ないでしょうし、その動きだけで将来のボルボが日本の道路にマッチするのなら、良いと言えば良いでしょうけど。」

シンゴ「あくまで予想だからね(笑)」

V60 CrossCountry のカタログを見てみたい

マコ「せっかくですから、V60 CrossCountryの見所も話しておきましょうよ。」

エイジ「まだカタログも無いので、なんとも難しいですが(笑)」

マコ「カタログ?こんなのならありますよ。」

シンゴ「わあ。これはイギリスボルボのカタログだね。」

マコ「はい、PDFでダウンロードして印刷できるんです。まあ、この画像ははめ込みCGですが。ここにある程度ヒントになりそうなことも乗っています。例えばこのページ。」

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk

エイジ「スタイルなんかもわかりやすいですね。」

マコ「こういう情報を日頃から探っておくのです。。。今回の記事で、20インチアルミホイールがあるのも、このカタログを読んでいてわかったんですよね。」

シンゴ「ページの左上だね。20インチ7スポークアルミホイールか。」

エイジ「もしかして、この画像もCrossCountry専用じゃないですか?」

出典:VOLVO Cars UK / https://www.volvocars.com/uk

マコ「そうですね。V60のカタログにはありませんから、V60 CrossCountry専用内装でしょう。室内全体が黒っぽくなっていますね〜」

エイジ「この黒い内装に、ドリフトウッドパネルですか。相変わらずオシャレ度ではCrossCountryに力を入れてきますよね、ボルボって。」

シンゴ「そうだね。about VOLVOでも以前、記事にしたことがあるけれども、CrossCountryもしっかりと違う内装で仕立ててくる。ボルボのこういうやる気っていいなあ。」

マコ「どうです?少しは先行情報っていうかんじで公開できたんじゃないですかね!」

シンゴ「まあ、あと1ヶ月待てば良いのだけど。例えばライバル車も購入検討しているのなら、特に3月は決算で値引きも出やすいから本気でV60 CrossCountryにするか、アウディのクアトロモデルを買うか(笑)悩む人は悩むよね。」

マコ「そんなボルボびいき以外の人にも、優しく情報提供するのがabout VOLVO流ですね(笑)」

シンゴ「エイジ君、今日は活躍しなかったね。」

エイジ「いやぁ、技術情報手に入っていないですから、こんなもんです(笑)」

マコ「そのウップンは試乗したり情報が集まった時にでも(笑)みなさま、ここまでお読みいただきありがとうございました!なお、今回はマイルドハイブリッドは搭載されません。詳しくは以下の記事で解説していますよ。」

 

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