次期V40は無い!?SUVクーペ 新型クロスオーバーの噂

2019年1月17日発信 AUTOCARの情報に世界(のボルボファン)には激震が走りました。

新型V40は無い?ボルボ最小コンパクトの最新情報をお届けします。

ボルボV40が8年目に突入して、ClassicEditionやTackEditionを発売。通例通りフルモデルチェンジを期待する時期に入ってきました。

ところがここ最近、世界では「ボルボV40はSUV風クーペになるかも」という噂が流れ始めました。

ほぼ同時に噂される=情報を少しづつ提供して期待させていく、メーカー側主導のリークの可能性もあることから、結構信頼できる情報の可能性が高いです。

次期ボルボV40の噂

出典:Volvo car japan https://www.volvocars.com/jp/

おおもとの情報ソースは「AUTOCAR」(※海外サイトです)で、発信されている情報は次の通りです。

・ボルボはV40をハッチバックとしてフルモデルチェンジしない

・40レンジにもっとクリエイティブなモデルが必要と考えている

・そこで40レンジにクロスオーバーSUVクーペを投入

・スポーティな車ではないが、ハッチバックでもない

・V40が2017年に23%販売減した為 ハッチバックは売れないと判断

・現在のサイズでは電動化 ハイブリッド化できない

・最安モデルはXC40になる時期がある

・V40は2019年に生産終了

・V40ユーザーはXC40へ乗り換えると考えている

・情報の発信は、ボルボヨーロッパ販売担当Kerssemakers氏

 

ここからは、他の海外サイトで予測されている情報をもとに、aboutVOLVO独自研究として発信します。

V40は代替えモデル無く生産終了

V40は、日本ではスマボを含めてまだまだ販売されているクルマですが、2019年中に販売を終了するようです。終了することにより、ボルボの最小モデルは「XC40」に代わります。

ボルボはハッチバックモデルは今後販売減が続くと考えており、販売の主流はXC40、XC60などのSUVへシフトしていくと考えているようです。

世界的なボリュームで見た場合に、V40は2017年に販売台数が23%減少しました。これにより、最小レンジ=最安レンジ=ハッチバック、という図式は、今後成り立たなくなると考えたのでしょう。

では最小モデルは、SUVと考えて良いのか?

ここはボルボも頭を悩ませているようですが、「より創造的なモデルを作る必要がある」と述べているようで、その答えの1つを「SUVとクーペのクロスオーバー」と考えました。

答えの1つ、としたのは、V40の後継=新型クロスオーバー車ではないと、言っているからです。

どのみち、ボルボのハッチバックはしばらくは販売されない、と見て良いでしょう。

ボルボ40シリーズ新型クロスオーバーの必要性

出典:Volvo car japan https://www.volvocars.com/jp/

ボルボがなぜ、V40サイズのコンパクトから手を引くのか。

2019年以降、ボルボは全ラインナップ電動化を目指していくことは、既報の通りです。XC40にも、プラグインハイブリッド仕様が用意されることでしょう。

さらに、内燃機関を搭載しない、完全電気自動車の販売も必要です。

技術発達の真っ只中、電気自動車を実用化しようとする場合、自動車メーカーとして欲しいのは「バッテリーの充電容量の増加」「バッテリーの積載場所の確保」であることは間違いないでしょう。

現在ボルボで販売されているTwinEngine仕様は、フル充電の状態で約40kmを電気の力だけで走行することができます。

でも、たった40kmなのです。400kmではありません。

すると、かなりの性能のバッテリーと、バッテリーの積載スペースが必要です。

クロスオーバーSUVは、バッテリーの積載性の増加と、ボルボのイメージ戦略としてのスタイリッシュなクルマ=クーペスタイル、そして実用性の薄さから考えられる販売台数の少なさ=技術的熟成期間を設けること、この辺りを担うことができます。

そして、本当の意味でのV40の後継者は、新型クロスオーバー車のあとに、電気自動車も内燃機関車もラインナップされている最初のクルマとして、発表されるかもしれませんね。

ボルボ40シリーズ新型クロスオーバーのデザイン

V40とV50

そもそも、V40のデザインはかなりチャレンジングなものでした。

2019年1月現在を見ても、似たようなデザインのクルマは無く、ハッチバック、ではなくショートワゴンというジャンルの、たった1台の優等生でした。

しかし、SUVというジャンル、ボルボが目指し我々も懇願する、荷物をたくさん載せられるファミリーカーとしてみた場合、V40は多少機能が少ないと言っても良いでしょう。

V40以外を見てみましょう。セダンは別と考えても、XC40もV60も、沢山荷物が乗るファミリーカー。ボルボは販売するのなら、こういったクルマを作りたいと考えたのでしょう。

噂されているのは、新型クロスオーバーが、なだらかなルーフを持った、背の高いクルマである、ということ。クーペなのではなく、クーペルックのSUV。XC40よりも背は低いが、乗り降りのしやすい、ある程度荷室の広いクルマ。

デザインで言えば、BMW X4のようなものでしょうか?

出典:BMWジャパン https://www.bmw.co.jp/ja/

メルセデスベンツ GLCクーペのようなものでしょうか?

出典:メルセデスベンツ https://www.mercedes-benz.co.jp/

この2車種は車格も価格も高価ですから、直接ライバルになることはないでしょう。

そう、ライバルにならないC-DセグメントでクーペルックSUVを販売する。直接対決を避けること、これは意外と理にかなっているかもしれませんね。

生産終了は現行V40ユーザーには朗報

そして、V40がフルモデルチェンジをせずに販売終結するとなれば、意外に恩恵を感じそうなのが現行V40ユーザーです。

なにせ新型モデルが出ないのですから、古さを感じながら乗る期間が無い状態に等しいです。

思えば、S40やV50も、完全な後継モデルがなかったわけです。融合したV40になってしまった。車幅は広がり、積載性は減り、良くなったのはデザインや快適性。

今でも、S40/V50に乗る人は良く見ます。コンパクトボルボを愛する人は多いことでしょう。

V40は、あと2年程度は、たとえ新型クロスオーバー車が出たとしても、「ボルボのショートワゴン」としての地位を失うことはありません。

もしも新型クロスオーバー車が、車幅を1750mm程度にシェイプアップし、車高を1550mm以下にしてきたら!その時は、正真正銘のスモールボルボとして、感謝をもって向かい入れましょう。

V40後継車種無しでブリッジスマボも納得

ボルボのコンッパクトハッチバックの後継車種無し。ということは、中古車市場にはもっと沢山のV40を供給してもいいのでは?

もしかすると、VCJはそこまで計画していたのかもしれません。

ブリッジスマボの乗り継ぎ後入れ替えで沢山「手に入る」最終型V40。ボルボに来られたお客様で、予算はあまり無いけれども、ボルボに乗りたいお客様。

ここで250万円台より用意できる、低年式V40を中古販売して利益を稼ぐ。新車の最小モデルがXC40になる以上、この手法を取っておくことは企業の利益とユーザーニーズ、そしてなにより、せっかくいらっしゃったお客様を手放さないこと。

全てを満たすことができます。

だとすれば。。。(というよりはインサイダー取引に似てはいますが、メーカーの戦略なのでどうしようもないですが)VCJの経営手法。なかなかですね。

座談会方式で新型クロスオーバーついて語る

ーーーこんにちわ。年末に好評でした座談会方式を、実験的に各記事に導入しています。

「ーーー」は、編集者という意味です。座談会のまとめ役と捉えてください。

登場人物は3名、20歳大学生のマコさん、30歳技術系会社員のエイジさん、40歳で自動車に浅く通じているシンゴさんです。

今後定番化されるのかな?このコーナー(笑)

大幅な情報変更

マコ「エイジさん。」

エイジ「はい?」

マコ「200記事記念で40シリーズを語った時、V40は2019年にフルモデルチェンジとおっしゃっていませんでしたっけ?」

エイジ「いやいや、マコさんだって、一年早いかもなんていいながらも、否定しなかったでしょ!」

シンゴ「まあまあそこは。今回の情報だって噂だから。」

マコ「それでもAUTOCAR曰く、ヨーロッパ販売本部長の話として、ってなっています。信憑性は高いでしょ。」

シンゴ「そこが本当かもわからないし。ね。」

マコ「まあそうですが。。。すみません。。。」

シンゴ「なんにせよ、新しい情報が出たことは驚きだし、とても嬉しいことだよね。今回は噂でしかないけれども。」

ーーーもし本当にV40がフルモデルチェンジしないのであれば、今後ボルボがどうなるのか、と考えてみて頂けますか。

マコ「そうですね。。。ボルボという会社は、さすがにチャレンジングなメーカーだなと感心します。もちろん、この噂が本当だったらですが。。。」

シンゴ「規模が小さいからこそ、マーケティングをしっかりしている、とも言える。利益の出ていないモデルなんて、無いんじゃないかな?」

エイジ「そうですね。そしてマーケティングをしっかり行っていたところで、ハッチバックモデルの販売数の減少がわかってきた。」

ハッチバックの販売減が引き金か

出典:https://www.volkswagen.co.jp/ja.html

マコ「単純に、V40のモデル末期が原因ではないかと考えたりしなかったのでしょう?」

シンゴ「限定される販売網と、各国の状況、ユーザーの希望、たとえば、本当ならV60やXC40が欲しい。けれども、最初は入門用としてV40にする、とか、様々な意見から出された答えなのかもね。」

マコ「ボルボとしては、ハッチバックが売れにくくなってきた、ということでしょうか。」

エイジ「情報が少ないからなんとも言えないですが。。。例えばフォルクスワーゲン。2017年にゴルフが一度、フォードフェイスたに販売台数で抜かれました。」

マコ「ゴルフもモデル末期でしょ?」

順位 モデル 販売台数 年比
1 フォードフェイスタ(HB) 47,263 +11.8
2 ゴルフ(HB) 46,795 -16,9
3 ポロ(HB) 40,669 +21.7
4 クリオ(HB) 40,209 +15.9
5 コルサ(HB) 38,254 +4.2
6 キャシュカイ(SUV) 36,665 +18.0
7 フォーカス(HB) 33,697 +9.4
8 アストラ(HB) 31,288 +12.4
9 208(HB) 28,551 -0.3
10 キャプチャー(SUV) 27,195 +13.0
11 ティグアン(SUV) 26,486 +70.3

出典:cliccar.com

エイジ「それもそうですが。。。フォードフェイスタは新型モデルでしたし。ああ、これは欧州販売台数のデータなのですが、日産のキャシュカイやトヨタのC-HRも、販売台数を伸ばしています。キャシュカイは海外専売なので日本では見ませんが、日本でもC-HRは沢山走っていますよね。」

シンゴ「やはりコンパクトSUVは伸びてきている。単純な乗用車のカタチ。ハッチバックというのが、売れなくなってきているのかも?」

エイジ「更に言えば、ゴルフを主体として販売しているフォルクスワーゲンも、販売の主軸を徐々にSUVに移しています。(出典:JATO 2018年上半期欧州販売台数レポート)」

マコ「SUVにテコを入れておくことこそ、今後企業が成長するに必要なこととなるでしょうね。」

エイジ「ボルボではXC40の下に、XC20というSUVが販売されるだろうという噂がありました。もしかすると、40シリーズの新型クロスオーバーを指していたのかもしれないですよね。」

シンゴ「そうだね。でも今回、それ以上に衝撃的だなと思うのは、V40のフルモデルチェンジがないことだね。XC20の噂を聞いて、もしや無くなるのかも、とは予想こそしたけれども、40.2のコンセプトカーが出ていたし。本当に無くなるとは考えていなかった。」

マコ「ちなみに、上の表でボルボV40は何位ですか?」

エイジ「ランク外です(笑)50位にも入りませんよ。」

コンパクトモデルはSUVになる可能性

出典:Volvo car japan https://www.volvocars.com/jp/

マコ「それでも、ゴルフ、はヴァリアントもあるからなんとも言えませんが、ポロなどは順調です。わざわざV40を無くす意味があるのか、わかりませんね。」

エイジ「完全にV40がなくなる、とは言われてはいません。ですが、新型クロスオーバーでV40に乗っているお客様をカバーできる、とは考えているようです。ただし、ハッチバッグファン以外は、としています。これは、V40の生産終了について話した時に、いっしょに付け加えられた言葉からもわかります。」

“We can’t wait too long to introduce the new car. We don’t want to lose our space in the segment. We are still confident that we can cover certain parts of the market, although not the die-hard hatchback fans.”

出典:AUTOCAR

マコ「”V40の生産終了を止めるわけにはいかないが、同一セグメントでのスペースを失いたくはない。一部のマーケットはカバーできると考えているが、ハッチバックファンはそうではない。”と書いてありますかね。何をもってマーケットをカバーできると考えているか、とは触れていませんが。」

エイジ「つまり、新型クロスオーバーだけでは40レンジのすべてのお客様をカバーできるとは考えていない、と読み取ることができそうです。」

シンゴ「ならば、40レンジでの新しいモデルがある可能性は、無いわけではない?」

エイジ「ここが、今回の情報からは読み取れないのですが。。。電気自動車化するにあたって、どうしてもクルマとしての容積が必要なのでしょう。電気自動車についてのクラッシャブルゾーンの設計も必要でしょうし、ボルボの中でも時代の変化に対応することが大変なのが見て取れます。」

シンゴ「ボルボは小さいメーカーだからね。何でもかんでも販売することはできないよね。」

マコ「そうですよね。でも、小型ワゴンもセダンも販売しなくなったら、メーカーとしての魅力がなくなってしまいます。日本では立体駐車場に入る車が、ぎりぎりV60なんてことになってしまう。」

シンゴ「日本市場は小さいから、あまり意識されていないだろうけどね(笑)」

エイジ「それこそ、VCJがうまく販売台数を増やして、発言力を得る必要はあるでしょうね。そこでブリッジスマボで台数を稼いだ。となれば、カッコいいことはいい、ですが(笑)」

マコ「ディーゼルの件で顧客とのコミュニケーションがうまくいっていないVCJですから(笑)現場の営業さんたちは苦労していますよ。V40のサイズ感、S40/V50の欧州コンパクトセダン/ワゴン。これらが成り立たなくなる世界も近いかもしれません。」

ーーーとなると、やはりボルボは新型クロスオーバーをV40の代替えとするのでしょうか?

シンゴ「可能性は0ではないよね。衝突安全性も考えて、電動化も考えて。クルマのサイズが大きくなるのは仕方ないかも。ただ、いまは情報も少ないし、メルセデスやBMWのAセグメント商品が無くなるのはやはり得策じゃない。」

エイジ「そうですね。商品ラインナップは多い方がいいセグメントです。例えばS90をつぶしてでも(笑)Aセグメントは開発したほうがいいでしょう。」

マコよほどの高級車メーカーでないと、AセグメントがSUVだけだなんてあり得ないですよ(笑)本当のコンパクトが開発できるまで。。。電動化も衝突安全性も詰め込んだABセグメントかー。これができるまでの、しばらくの辛抱なら我慢しますよ!」

シンゴ「出るって教えてくれればね(笑)」

まとめ

今回の情報は、海外自動車情報サイトから引用してお伝えしました。

噂の域を出ませんが、ボルボはスクープなどが少ないメーカーです。久々の新しい情報に、すこしワクワクします。

しかし、コンパクトカーがSUVだけになるのは、すこし寂しい気もします。一方で、コンパクトSUVがラインナップに必要だということもわかります。

私たちの好きなボルボという企業が存続する為に、ボルボのマーケティング力と企画力を信じるしかありません。しかし、乗りたい車がなければ離れる他ない。

この噂が良い方に向いてくれるといいですね。

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