【試乗記】MINI PHEV 可愛いだけとは言わせない

今回の記事はボルボの記事ではありませんが、ボルボを知るために必要なライバル車の試乗記で、MINIクロスオーバープラグインハイブリッドを特集しています。

自動車の電動化に最初に手を出したのは、プリウスやインサイトに代表されるように日本車メーカーでした。

モデルチェンジが繰り返されるたびに進化を続けたハイブリッドカーの燃費は、今や40km/Lに迫ろうとしています。日産からは電気だけで400km走ることのできる電気自動車も発売。技術の国日本は自動車の中に生き続けています。

ハイブリッドカーに出遅れた欧州勢は、クリーンディーゼルやダウンサイジングターボを進化させてきましたが、CO2排出の削減にはやはり電動化が必要ということになり、ならばいっその事、半分電気自動車、半分ガソリン車にしてしまおうと生み出されたのが欧州プラグインハイブリッド車です。

ようは、大きなバッテリーを積んだハイブリッドカーを開発することで、一気に技術的な追い上げをしてしまおうという考えだったわけですね。(きっとね。)

結果、欧州勢はプラグインハイブリッドカーを多くラインナップすることに成功。しかし日本のハイブリッドカーとの差を吸収することはできたのでしょうか?

MINI プラグインハイブリッド 32時間ドライブテスト

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のスピードメーター

さて、今回この疑問に答えられる良い機会をいただくことができました。

MINI クロスオーバープラグインハイブリッドの32時間試乗キャンペーンに応募したところ、最寄りのMINIディーラー様より長期貸出OKの連絡が。今後ボルボXC40のプラグインハイブリッド車を評価する上で、ボルボライバル勢のプラグインハイブリッド車達の技術的完成度は是非知っておきたい。

もちろん、条件さえよければV40の後の候補としたい考えもあります。次の入れ替えはハイオクガソリンオンリーではなく、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ディーゼル車のどれかにしたいと思っているからです。

そもそもMINIには興味がありましたので、MINIディーラー様のご配慮に甘えてロングドライブを行うことにいたしました。

テストコース解説

MINI CIマーク

今回のドライブコース計画は次の通り。

都心から東名高速道路を走り、厚木インターチェンジで小田原厚木道路へ。高速走行の性能を評価します。

小田原へ到着したら、箱根ターンパイクで山登り。バッテリーで重くなり、電力もほとんど無くなってしまうシチュエーションで、どれほど元気に山を登れるかチェックします。

家族4人でドライブに行きますので、箱根芦ノ湖でお茶をします(^^)

箱根から御殿場方面へ下り、東名高速道路で都心に戻ります。途中どこかで充電をすることも目標です。

ではここからは、楽しいドライブ記としてお伝えしていきましょう!もちろん、MINIの良さもふんだんにお伝えします!

小さいけれど小さくない MINI CROSSOVER

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 エクステリア

短い全長に4人がゆったり座れるパッケージング。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 エクステリア

山の上まで難なく登れる性能を持ちます。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 エクステリア

リア側からのビュー。安定感のあるデザイン。でもこれ、MINIなのかな?

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のインテリア

室内の質感は高い。MINIは高級車へとシフトしていくという。まったく、輸入車はみんな高級志向になっていくね。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のインテリア

足元広々リアシート。座面の高さも配慮が聞いていて、居心地は良く出来ています。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 リアシート

リアシートの体のサポート性はボルボV40にも劣ります、が、業界標準くらいではあります。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 ISOFIX

もちろんISOFIX対応チャイルドシートがつけられる。これがないメーカー、意外とあるんですよね。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 シートベルト

シートベルト高さは調節できません。

小さく無いMINIは実力も小さく無い

MINIといえば、小型乗用車、という感覚、ありませんか?

それは正解であり、間違いでもありました。MINIは形こそ似ているとはいえ、ハッチバックのMINI 3door、5ドアのMINI 5door、ホイールベースが長いMINI CLUBMAN、そしてクロスオーバーSUV車であるMINI CROSSOVER、他にコンパーチブルもラインナップされています。

たまたまWEB検索している時にみつけたMINIプラグインハイブリッド。その車がMINI CROSSOVERベースだったと気づいたのは、32時間モニタに応募した後でした。知識不足もはなはだしい(^-^)

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4

はじめて対面したMINIは、意外と大きく、ところがやはり他社のクロスオーバー車よりはコンパクトに出来ていました。ボルボXC40に比べれば一回り小さく、V40に乗っている自分にしてみれば好感が持てるサイズ感。

子供達はMINIのデザインが気に入ったようで、カタログのカラーバリエーションを見ながら自分ならこの色が良いなどと積極的に話しかけてきます。今までこんな事は無かったな。

MINIのデザインには子供の心を引きつける何かがあるようですね。

おおよそのドライブコースを伝えて出発。ところが11時を超えたあたりだったため、すぐにお腹が空いてしまう。車の中で飲食するのも気がひけるので、とりあえず246号線の吉野家で食事をします。あらためて走行距離計と燃費計をリセットして、箱根ドライブへ出発だ☆

MINI PHEV 高速道路での走行テスト

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 ペダル

渋滞に強いプラグインハイブリッド

ところが東名高速道路は事故で渋滞。国道246号線も大混雑。横浜町田インターから東名高速道路に乗れたのは、食事が終わってから1時間後。その間トロトロ運転を強いられたMINIでしたが、バッテリーでのスムーズな渋滞走行のおかげで燃料消費は一切なしです。

9月とはいえ暑い日でしたが、エアコンもしっかり作動。アイドリングストップしてエアコンが弱くなるボルボV40に比べれば、快適な渋滞時間を過ごすことができるのも好印象。

家族みんなでナビゲーション画面を操作して、充電スポットのマークが出ていて便利だとか、iPhoneの音楽データのサムネイルが大きく表示されていて良いだとか、いろいろ楽しんでいた為1時間はあっという間でした。

あ、サウンドシステムはボルボのハイパフォーマンスサウンドの方が音質は上でした。ここはボルボの勝ちですなあ(^-^)

高速走行で気になる細かい振動

高速道路を西へと進み、小田原厚木道路へ入ります。流石に欧州車。どっしり感や安定感はなかなかのものです。

MINIといえばキビキビ動く小型車、という印象が強いですが、「MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4」はスポーティというよりは高級乗用車。ハンドルこそ小型で雰囲気はあるけれど、車線変更も直進も気を使わずにラフに走れます。

加速・減速はうまく調整されていて、アクセルを離したからといって急な回生ブレーキがかかることもありません。プラグインハイブリッドだからといって、運転する上で不便は無いように感じます。

ところが、やはり背の高い車です。ピッチング(頭が前後に揺れる挙動)は無いとは言えません。いつも背の低い車にのっている私たちは、ついつい敏感に感じてしまうのですね。それでも随分しっかり抑えられている印象はあるのですが。

もちろんこの挙動はできるだけしっかり抑えるべきで、そもそもMINIは車高の低い車ばかりなのですから、MINIオーナーが入れ替えるにあたって、快適性がスポイルされるわけにはいきませんよね。

印象はある。。。と書いたのは、それでもヒクヒクと細かい揺れは残っていて、どうしても不快に感じてしまったからです。しかも、本来欧州車ならフラットに感じるはずの高速道路で感じるてしまう。この挙動は慣れれば良いのでしょうけれど、できれば改善してほしいポイントの1つです。

ちなみにこの「ヒクヒク」は、一般道では感じません。とても快適な走行を堪能でちゃう。

バッテリーの重さにボディ剛性がついていけていないのか、もしくは過剰に剛性が高いのかな?

高速道路ではどんな印象でしたか?
基本的には快適走行。フラットな印象を受けますが、上記の通りヒクヒク感があって実際には疲れました。もしもXC40のPHEVが出た時に同じ感覚になるのなら、私はSUVには乗れないのでしょうね。
インテリアの質感は?
当初はセンターコンソールの丸型ランプに戸惑っていましたが、独特のデザインセンスで慣れてしまいました。触るところは上手に処理されていて、高級感が漂います。ただ、丸型で構成されたパーツが多く、ここまで丸くする必要はないんじゃないかな?

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 ナビ画面

ナビ画面は処理能力がかなり高く、質感もいい。国道が赤色、渋滞も赤色なので見辛いところもある。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 シートポジションの調整

ボルボのように電動では無いが、調整が細かくできる。運転する人が多いと苦労はするかも。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のフロントパネル

エアコンは左右独立式。リア(センターコンソール後ろ側)にもエアコンのダクトがある。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4の速度計

細かく質感の高いメーター類。ハンドルのチルトと一緒に動きます。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のドアハンドル

ドアハンドル。ここも丸で構成されている。使いづらいです。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のドアスイッチ類

ステッチが入っていて質感の高いドアハンドル。スイッチにもマークが入っている!

バッテリー走行の限界

充電スポットは先客が多い

リーフが揃って充電中

小田原厚木道路では、平塚サービスエリアに寄ることにしました。充電スポットを体験するため、今後もしもプラグインハイブリッド車に乗ることがあったときは必ずお世話になるであろう、高速道路の充電スポットを体験したかったからですね。

そこには、日産リーフが2台止まっていました。

片方は充電中。もう片方には充電ケーブルが刺さっていない。これはどういう事なのでしょう?充電スタンドを初めて使う私には、まったく意味がわからない。充電が終わったならば、はやくどいてほしいのに。(答えは後でわかりました)

とにかくココ平塚サービスエリアでは充電はできず、しかもMINIのバッテリーは残り5%を切ってしまっていました(*´-`)。ここからはハイオクガソリンを使った、コストの高いドライブへと移行を余儀なくされちゃいます。

ハイブリッドカーとして使えるの意味

mini-eDRIVEMINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 eDRIVEチャレンジ

プラグインハイブリッド車がバッテリー0%の時、どのような動きになるのだろう?多くの自動車会社は、ハイブリッドカーとして運用できますよ、と答えるでしょう。その言葉には間違いはありません。

下り坂では充電され、次の加速や上り坂ではアシストとして使われる。最初はそう思っていました。なぜかといえば、カローラハイブリッドがそうだったからです。

MINIは違いました。

下り坂は確かに充電されます。でも上り坂は1.5リッター3気筒エンジンでのみ走行。起伏の激しい小田原厚木道路は、急な上り坂や下り坂が相次ぎます。下り坂で充電した電気はおおよそエアコンに使われているようで、ナビ画面を切り替えて表示できる「eDriveチャレンジ」表示でも、リアモーターからのアシストの表示はあまりありませんでした。

仮に5%まで充電容量が回復しても、しばらく走っているうちに2%、1%と減っていきます。。。

トヨタやホンダのハイブリッドカーは、エンジンを効率の良い回転数まで上げて充電をしてくれます。実はそれが煩わしいと感じていたのですが、省エネ走行には必要な事だったようです。必要な最低限の電力をエンジンから供給する日本のハイブリッドカーは、たいへんよく出来ているのでした。

MINIの場合、一般道での信号待ちからのスタートでは、電気走行で発信は「できる時」だけ行われます。ブレーキでの回収エネルギーが溜まったら、の話なので、バッテリー残量が低い時は毎回行われるわけではありません。つまりは外部電源での充電ありきのハイブリッドカーというわけです。

「ハイブリッドカーとして使えます」自体は正解。ですが、日本のハイブリッドカーほどの効率は出ない。ここは抑えておかなくてはなりません。

 

そしてこれはオマケの話ですが、燃費計は電気走行からガソリンエンジン走行になり、ぐんぐん下がります!(°_°)

最初は99.9km/Lを表示していましたが、80km/Lになり、60km/Lになり、小田原厚木道路を終える頃にはとうとう20km/Lになってしまいました。以降20km/Lを回復することはありませんでした。

 

エンジンからの充電はされないのですか?
例えばバッテリーの無い時に、エアコン用電気が無くなると、MINIはガソリンエンジンを起動して電気を供給します。ですが、5分待っても10分待っても、バッテリー残量に変化は見られません。つまり、エンジンからの充電はされない事がわかります。
エンジン走行とバッテリー走行の切り替えはわかりますか?
遮音性が高く、駆動パワーソースの切り替えはわかりません。ガソリンエンジンは230Nm、電動モーターは160Nmのトルクを発生させますが、トルクの変化を感じることはありません。ドライブフィールについては文句ナシと言えるでしょう。

箱根ターンパイクで走行性能を試す

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 エクステリア

誇らしげな「E」マークと共に。

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のシフトノブ

マニュアルモードはまったく使用しませんでした。十分しっかり走ります!

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のセレクター

ナビ画面の操作ダイヤルと電子パーキング

1.5Lエンジンとは感じない走り

さて、箱根ターンパイクである。ジャジャン!

神奈川県の小田原市から箱根の湯河原峠までの標高差1,000mを、15kmの道のりで登ることができる箱根ターンパイク。箱根の道はどのルートも険しいのですが、箱根ターンパイクは比較的ゆるやかなカーブ、広い道路でグイグイ登っていけます。

そして何より、空いています!

ただし、上り坂は結構急勾配であるため、運転には注意が必要・・・いやいや、走行テストにはモッテコイなのです!

「MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4」のガソリンエンジンの実力は、おおよそ2.5リッターNAエンジンほどのもの。136ps/220Nmという控えめにも見える性能でも、箱根ターンパイクをグイグイ登っていきます。

登坂車線での追い越しも、大人4人(子供もすでに大人サイズ汗)が乗っていてもスイスイだ!バッテリーが無くてもイケる!なら、バッテリーは何のために付いているのだか(笑)しかしバッテリーという大荷物を持っているにも関わらず、息を切らすことなくターンパイクを登り切ってしまいました。

プラグインハイブリッド車?重いから動きわるいでしょ、という意見は跳ね除けてしまう。さすがはBMWのエンジンですね。

足回りは若干の違和感が

カーブでの身のこなしは、基本的にフラット志向。足回りはあまりストロークしている印象はありません。つまり硬め。

一言で硬めと言っても、足回りが仕事しているかどうかとは別の話。大型タイヤを履くMINIは、路面のデコボコを比較的大きな音を立てて越えて行きます。

その時、車内に揺れはありません。細かいデコボコを車両に伝えない。とてもフラットな乗り心地です。

でも軽やかにサスペンションが処理した印象は無いのです。サスペンションがストロークするのを許容するのではなく、一定のところで止めている印象。タイヤで踏ん張っている感じでした。

キビキビ感があると言えばある。これがMINIの足回りなのかな?登りだけど評価ですから、ご参考程度に(^ ^)

ところで、元気に走れた代償として、湯河原峠に到着した時には燃費は15km/Lまで落ち込んでいました(*’ω’*)・・・それでも15km/Lというべきか、たった15km/Lと捉えるべきか。

実は、ここから「MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4」の巻き返しが始まるのでした。

 

登り坂のフィーリングは?
先程書いた通りですが、付け足すとすればトランスミッションの制御。これは素晴らしいです。シフトショックは無く、エンジンは粘るので6ATでも問題ナシ。窓を開けてエンジン音を聴いてみれば、滑っている印象はありません。燃費にはトランスミッションの性能も関わります。しっかり作り込まれている事がよくわかります。
シートの出来は?
これは普通レベル。ボルボには及びません。まずヘッドレスト。デザイン優先のため、丸型です。サポートなど一切ありません。腰回りの形状がイマイチで、背中が疲れてしまいます。ボルボの全身包み込むようなシートに慣れていると、なかなか他メーカーの車には乗れませんね(*^_^*)

観光地での充電性能

箱根雪助だんご

芦ノ湖畔ではお茶をしますよ。

箱根雪助だんご

せっかく箱根ドライブなんだから。美味しい想いもしないとね☆

箱根雪助だんごの羊羹

羊羹、団子、そしておしんこう。渋滞ドライブの疲れを癒してくれます。

充電設備を探すも声をかけづらい

芦ノ湖の湖畔へ向かいます。道路はすべて下り坂。ブレーキをかけて道の先を注意しながらゆっくり下っていきました。芦ノ湖畔に到着したときには、バッテリーは11%にまで回復。

家族に配慮してお茶屋さんでお団子をいただきますが、私の気分は「充電したい」でした。プラグインハイブリッド車は、充電設備がなければガソリンエンジンで走ることができる。前向きに捉えればそう。しかし、エコロジーな走行には充電が必要。ガソリンだけで走ってしまうと、燃費はガタ落ちなのでした。

だから、MINIに装備されているナビに表示された「電源コンセントマーク」を頼りに箱根プリンスホテルを目指すことにしました。ここには充電スポットがあるらしい!

途中は観光客も多く大渋滞。しかし残り11%のバッテリーを大事に使います。窓を開けて。エアコンを切って。

ゆっくり走る箱根路ですが、子供達は大鳥居を見てなかなかご満悦。視界も高くて窓も大きいから、いろいろなものが見えると嬉しそうでした。うんうん、ここはMINIを貸してくれたディーラーに感謝ですね!

さて・・エコロジー走行でプリンスホテルに到着するも、充電スポットらしきものは見つからない(*´-`)

ホームページを見てみれば、充電スポットは宿泊客でなくても使用はできますが、フロントに声をかけるように記載がありました。時は15時過ぎ。チェックインのお客様でごった返しているところに、宿泊もしない人間が「充電させて」とはとても言いづらい。

結局箱根での充電は諦めて、帰路にたつことにしました・・・充電スポットを観光地で探すのは、意外と大変なことを思い知らされたのでした。

MINIでCHAdeMOは使えない

箱根から御殿場方面へは比較的下り坂が多く、省エネ走行が可能。御殿場アウトレットに充電スポットがあることがわかったので向かおうとしましたが、そもそも駐車場に入る車で渋滞している(〃ω〃)。無駄にアイドリングするのも虚しいし、東名高速道路の足柄サービスエリアへ向かって充電スポットを狙います。

大きなサービスエリアだから、充電スポットも空きがあるはずだ!

予想はあたり、充電スポットへ車を止めることができました(^_^)。よーく観察してみると、充電器ひとつにつき車は2台止められるようになっています。どうやら片方は充電待ち用の駐車スペースらしいです。平塚サービスエリアのリーフも、充電待ちだったのでした。

基本的に充電が終わっている場合は、電源コンセントを車から切り離し、自分の車へ装着しても良い、と暗黙のルールで決まっているようです。先に止まっていた三菱アウトランダーの横につけて、20分ほどをサービスエリアの中で過ごすことにしたのですが。

WEBで調べていて、ひとつの事実にたどり着きました。

「MINIはCHAdeMO(急速充電器)には対応してない」

え・・・充電できないの?リーフやアウトランダーが気持ちよさそうに充電しているのを横目に、すごすごと引き去るMINI。とっても寂しい気持ちになってしまいました。

下り坂で余すことなく充電する

MINIでドライブ

幸いにして、足柄サービスエリアから東京方面は下り坂が続きます。道は事故で渋滞していましたが、バッテリーは少しづつ充電されていき、随分な距離を電気走行だけで済ますことができました。

こういうところでエコ走行を意識できるのは、ハイブリッドカーならではですね(^-^)

ボルボV40に比べて大きな室内空間は子供には好評で、息子はこの車を買うものと思い込んでいます。全長4,315mmの中に、家族4人がゆったりと過ごせるスペースが確保されている。これなら子供が160cm、170cmと大きくなっても、問題は無いでしょう。

だから高速道路の渋滞も疲れずに過ごすことができました。iPhoneをUSBに繋げば、ナビ画面にサムネイルも表示されます。ゲームのサントラをかけてという子供のリクエストに応える私はいい大人☆

アダプティブクルーズコントロールも上手く調整されていて、適度な加減速はボルボV40のそれを上回る出来。ボルボは結構アクセル踏むんだよねー

ただ、緩やかな加減速のおかげで前に車は入ってくることもしばしば。そんなとき、アダプティブクルーズコントロールの挙動は少し不安。ついついシステムよりも先にブレーキを踏んでしまいました。一長一短だなあー

 

高速道路の急速充電器は使えない?
高速道路に置いてある充電器は急速充電タイプで、CHAdeMOというところに登録しないと使えません。また、MINIは急速充電器に対応しておらず、登録しても意味はありません(*´ω`*)
下り坂での充電はどの程度?
かなりしっかり充電します。ハイブリッドカーはある程度下り坂が続くと、充電をやめてしまいます。プラグインハイブリッドカーやEV車はバッテリー容量が大きいので、無駄なくバッテリーに充電してくれます。

MAX eDriveしよう

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 充電開始

1時間で40%充電できた

ようやく地元へ到着し、ショッピングセンターで充電スポットを発見。1時間ほど充電を試みることができました。

使い方は簡単で、コンセントを車の充電ポートに挿すだけです。充電ポートの液晶パネルに、充電最大時間が表示されています。各充電スポット毎のルールがあるので、従うようにしましょう。

バッテリー残量が4%のところから充電をはじめて、1時間後には44%に。ショッピングセンターでの1時間なんてすぐに過ぎ去ってしまいます。これは嬉しいサービスでした。

その44%のバッテリーを使って、7.5km離れた我が家まで帰ります。ガソリンは一切使わず電動モーターのみで走る「MAX eDrive」モードを試します。

スムーズな加減速、シフトショック、アイドリングストップという、ショックというショック全てが無くなった世界。EVは素晴らしい。次の車はプラグインハイブリッド車がいいか?ピュアEVがいいか?色々考えているうちに家につきました。

箱根往復200km 燃費は?

バッテリー残量は14%。7.5kmを30%の電気で走って帰ってきた、ということで、100%充電するとおおよそ25km走行できることになります。

25km、少し足らないかなあ。公称値の42km走ればで実用ですが、エアコンを我慢することは出来ないし。

さてさて、ショッピングセンターまでの燃費をお伝えしておきましょう。箱根往復200kmの実用燃費は!?

 

 

 

 

 

 

 

 

17.8km/L

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだディーゼルの方がロングドライブの効率は良いようです。

いえ、基本的には家で100%まで充電して、25km圏内を走る事を考えるべきなのでしょう。街乗りが多ければ、ガソリンを使わない生活が実現。いざという時に長距離も走れます。

ロングドライブのコツは?充電スポットをいくつか抑えておく必要がありそうですね。

 

充電スポットはまだまだ厄介?
統一の使い方が決まっているわけではなく、各設置者が決めた使い方に従う必要があります。記事内にも書きましたが、無料で使わせていただく以上は気を使います。それに、充電スポットには先に到着して充電している方がいる事が多いです。お互い気を遣いながら、独占しないように心がけなければなりません。
CHAdeMOは使えないの?
一方、CHAdeMOは料金を支払うし、使い方も決まりがあるので使いやすいといえますが、MINIでは使えません。そして高速道路での充電はCHAdeMO一色でした。MINIプラグインハイブリッドは普通充電で3時間で満充電です。リーフなどのEVは14時間と言われています。ですので、急速充電器で充電する必要があるのですね。

まだまだディーゼルには及ばないが

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4のEマーク

というわけで、MINIを返却してまいりました。

ボルボと対比するにはXC40を待たなければなりませんが、MINI単独でのおススメは「MINIのデザインが好みなら悪くない」という程度。

MINIディーラーのセールスさんも言っていましたが、まだまだディーゼルには及ばなく、また売れているのもディーゼルとの事。

もちろん私としても、新しいテクノロジーに挑戦する姿勢は応援したいし、お金を出しても良いと思います。

ですが、それは最低限ディーゼルを燃費で超えたら、というところです。燃費を超えないかぎり、CO2の排出量は軽油の方が少ないわけです。それでも、プラグインハイブリッドやEVは排出ガスを拠点に集められるというメリットがあります。

大気汚染、地球温暖化、未来のためにできる事を、私達の力で。消費者の選択も含まれことも忘れてはいけません。

単純にガソリンだけを選ばず、クリーンエネルギーを考えて、車の選択をしたいですね。

MINI COOPER SE ALL4

全幅 1,820mm

全高 1,595mm

全長 4,315mm

エンジン 1.5L 直列3気筒DOHCターボ 136ps/220Nm

モーター 88ps/165Nm

システム出力 224ps/385Nm

JC08モード燃費 17.3km/L

トランスミッション 6AT

駆動方式 4輪駆動

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