Meeting!! アクセルオンでキャンセル?過信が危険なボルボの自動ブレーキ

注意:この記事ではボルボの自動ブレーキに懸念していますが、ディーラーへの問い合わせの結果正しく動作することがわかりました。

私とボルボコールセンターとのやり取りが上手にできなかったようですが、そこを踏まえて記事はそのままにしておきます。ボルボ自動ブレーキへの正しい見解は、次の記事で用意しています。

今回はMeetingシリーズとしますが、少しキツイ話です。キツイので楽しめな書き方で和らげていますが、ボルボファンとしては悲しくてしかたありません。

通常でしたら2日おきに記事を投稿しますが、今回あえて1日公開を遅らせました。それは、ボルボの問い合わせに対する不信があったからです。

 

以前aboutVOLVOでは、池袋暴走事故を指して、先進安全装備がついていれば防げたかもしれない、といった内容の記事を書きました。しかし今手元にある情報だけでは、この事故をボルボに乗っていれば防げた可能性が高い、とは言えません。

 

それは、記事を書いた後に生まれたひとつの疑念が始まりでした。

自動ブレーキ作動中にアクセルを踏むとどうなるのか

 

池袋事故の原因とされているなかに、踏み間違えがあります。ブレーキを踏んだつもりが、アクセルを踏んでいた。これをボルボお客様センターへ聞いてみました。自動ブレーキとアクセル、どちらが優先か?

答えは簡単にでました。アクセル操作をしている時は、意思を持って操作しているとみなして自動ブレーキはキャンセルされます。

 

これは。。。気づかず記事にしていた私の盲点。反省しなくては。そう考えて記事化していましたが、もう1つの疑問が生まれます。

アクセルをある程度踏んでいる定速走行中に、自動ブレーキは起きるのか?

ドライバーが意識を失ったり、よそ見をしていたりするシチュエーションといえば、前方を見ずにアクセルを踏んでいる状態です。この状態では、自動ブレーキはかかるでしょ?

ここからはMeetingに譲ります。

Meeting!!定速走行時の自動ブレーキは作動するのか

都内某所の会議室。

テーブルの真ん中には電話機が1つ。周りに3人の、いつものメンバーが座っていた。

 

マコ「こんにちは。今日お集まりいただいたのば他でもありません。ボルボの自動ブレーキが世界一かどうか確認します。」

エイジ「唐突ですね。。。先に情報は伺っていましたが、突拍子もなく世界一かどうか、だなんて(笑)」

シンゴ「ボルボの安全性能は世界一だと思い込んでいるからね。そもそもボルボ自身が安全性を売りのひとつにしている。他社に負けることは、なるべくなら無いほうがいいよね。」

マコ「はい。今の所とりあえず、ボルボをもってしても踏み間違い事故は無くならない、という結論に私の中では変わっています。加えて、シティセーフティの動作についてとても興味が湧いてきました。全てを考察するには時間がかかるのですが、今回は徹底的に自動ブレーキについて調べます。」

シンゴ「どうやって?」

マコ「電話です!」

 

マコ「ボルボお客様センターへ電話して、定速走行時にはどうなるのか?アクセルの踏み間違いはどうなるのかを確認します。」

シンゴ「簡単に終わるじゃない(笑)」

マコ「いえ!終わりませんよ。ボルボの自動ブレーキは安全だという概念を消し去るため、別のメーカーのお客様センターへ電話します。もしかしたら、ボルボより進化しているかもしれません。」

エイジ「そういう事でしたか。それで電話が。」

マコ「はい。数社の自動車メーカーへ問い合わせして、自動ブレーキの動作について聞いてみます。最後にボルボへ、それまでの数社の機能から確認したい質問を厳選して、質問します。」

シンゴ「うまくいくかな。ただ、他社メーカーの自動ブレーキも気になるし、踏み間違いも気になる。お客様センターへの電話、楽しんでいこうじゃないか。」

スバル アイサイト搭載車の自動ブレーキ

ステレオカメラが常に前方を監視、先行する車両や二輪車のブレーキランプ、横断中の歩行者、自転車のはみ出しをいち早く検知して、ドライバーに注意を喚起します。ドライバーによる回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止し、衝突の回避もしくは被害の軽減を図ります。

出典:SUBARU 予防安全(アイサイト)

マコ「それではまず、スバルお客様センターへかけます。スバルは「アイサイト」という、ステレオカメラを使用した安全装置が装着されています。」

エイジ「日本ではスバルが安全性能で評価が高いですし、いいチョイスですね。」

シンゴ「前はオプション装着だったけれど、今は全車標準なんだっけ?」

マコ「どうですかね、ちょっとWEBで調べてみましょうか。。。。(ポチポチ)。。。。いつも思うんですけど。」

エイジ「はい?」

マコ「スバルのWEBサイトって、なぜ”デザイン”って項目があるんでしょうね?」

シンゴ「言いたいことはわかった。その続きは言わなくていい(笑)」

マコ「はい(笑)えーと、一応、バージョンの違いこそあれ全車標準装備になっているように見えますね。」

エイジ「じゃあお客様センターへかけてみましょう。誰がかける?」

シンゴ「言い出しっぺからでしょ。」

マコ「え?わかりました。では”SUBARUお客様センター 0120-052215”へかけますね。」

出典:スバル https://www.subaru.jp/ 搭載されるアイサイトは次期レヴォーグも左右する

プルルル かちゃ

スバル「はい、スバルお客様センターです。」

マコ「すいません、御社のアイサイトの機能で伺いたいんですが。(女性の受付さんだ)」

スバル「どのような事でしょうか。」

マコ「昨今、踏み間違い事故が報道されていますが、スバルのアイサイトでは自動ブレーキが作動したとき、アクセルを踏んでいたらどうなりますか?」

スバル「えーと。。。それは発進時という事でしょうか。発進時でしたら、AT誤発進抑制制御でアクセルの操作を緩やかにしますが。」

マコ「いいえ、一定速度で走行している時に、回避しなくてはならないとシステムが判断したとき、ドライバーが何も反応せずアクセルを踏みっぱなしにしていたり、またはアクセルに対する誤操作、つまりブレーキと間違えてアクセルを強く踏んだ時はどうなるのか。」

スバル「かしこまりました、調べてまいりますので少々お待ちください。」

 

マコ「調べますって。」

シンゴ「まあ、そのシチュエーションってカタログに記載がないから、難しいよね。」

エイジ「衝突の危険がある場合、っていう表記はどこのメーカーもしていますけどね。アクセルを踏んでいる時というのは、聞きません。でも、そのパターンは多いはずですね。」

マコ「私もそう考えたんです。アクセルから足を話すシチュエーションのほうが少ないよねって。」

シンゴ「でなければ、回生システムを搭載していないと燃費が悪くなるばかりだよ(笑)」

 

スバル「お待たせいたしました。」

マコ「はい」

スバル「スバルの予防安全機能の”プリクラッシュブレーキ”ですが、完全に自動で止まるわけではありません。あくまでドライバーの操作が間に合わない時の為の機能だとご理解ください。そして、完全に衝突が回避できるわけでもありません。」

マコ「そこは理解しているつもりです。あくまで補助機能です。でもお年寄りのドライバーがいる家では、できるだけ安全機能の多いクルマに乗りたいのです。」

スバル「ありがとうございます。それで、このブレーキ機能ですが、まずはドライバーへ警告を発信します。そして警告に反応が無いようであればブレーキがかかります。」

マコ「アクセルから足を離さない場合はどうでしょうか?」

スバル「その場合でも、車が一定速度で走っている場合は、警告への反応がなければブレーキがかかります。

マコ「まあ!すごいですね!」

スバル「ありがとうございます。そしてアクセルの誤操作ですが。」

マコ「はい、はい。」

スバル「一応いろいろな判断基準があるそうなので、いつでもというわけでは無いのですが。アクセルを強く踏む操作は”誤操作”と判断して、自動ブレーキが継続する仕組みです。

マコ「す、すごい。スバルさんのアイサイトは進化していますね。。。」

スバル「ありがとうございます。」

 

カチャ

マコ「がんばるお姉さんっぽい人にあたりました。これは当たりましたね。予防安全の話ではありますが。」

シンゴ「これは驚いたね。いや、親父ギャグにではないからね?定速アクセルに対応するばかりでなく、アクセルの誤操作にも対応しているなんてスゴイね。」

エイジ「日本のメーカーもあなどれませんね。」

マコ「やっぱり、定速アクセルって加味されているんですよねきっと。ボルボもそうに違いありません。」

シンゴ「だといいね(笑)じゃあ、次はどこに電話する?」

マコ「次は、輸入車ではボルボに次ぐ安全機能搭載のフォルクスワーゲンにしましょう。」

フォルクスワーゲン オールインセーフティの自動ブレーキ

全速度域においてレーダーで前方の車両との距離を探知。衝突の危険を感知するとブレーキシステムをスタンバイし、警告音と警告灯でドライバーに注意喚起を促します。第二段階ではステアリングを振動させて警告。それでもドライバーが回避操作を行わない場合やドライバーによるブレーキングが不十分な場合、システムが介入し自動で車両を減速させて衝突の被害を軽減します。

出典:フォルクスワーゲン 予防安全

エイジ「じゃあ今回は、私が電話してみます。だいじょうぶ、マコさんのを聞いたから、聞きたい事はわかります。」

マコ「よろしくお願いします。”フォルクスワーゲンカスタマーセンター 0120-9930199″ へ電話をかけますね。」

プルルル かちゃ

VW「はい。フォルクスワーゲンカスタマーセンターです。」

エイジ「すいません、御社の自動ブレーキで伺いたくて。ティグアンとか、おおよその車には自動ブレーキが搭載されていますよね?」

VW「”プリクラッシュブレーキシステム”の事ですね。搭載されていますよ。」

エイジ「その自動ブレーキ、アクセルを踏んだままでも動作しますか?気を失ったり、居眠り運転している時は、アクセルから足を離さないですよね。」

VW「資料にありませんので、少々お時間ください。」

出典:フォルクスワーゲン https://www.volkswagen.co.jp/ 安全性能はボルボに勝るとも劣らない

エイジ「まっててって。男の人だったよ。」

マコ「どこも一発では答えられませんね。」

シンゴ「どこのコールセンターが一番自社の製品に詳しいか選手権とか、楽しそうじゃない?」

エイジ「ワーゲンとトヨタは可哀想ですよ、車種が多いんだし(笑)」

 

VW「おまたせ致しました。アクセルを踏んでいても、自動ブレーキはかかります。もちろん、衝突を軽減する目的ですので完全に衝突しないわけではありません。

エイジ「例えば、ボルボではアクセルを踏むと自動ブレーキがキャンセルになるんです。フォルクスワーゲンは大丈夫でしょうか?」

VW「ええっと。。。アクセルを深く踏み込むとキャンセルされるようですね。ドライバーが動かそうとしている場合、自動ブレーキはかかりません。」

エイジ「そうですか、わかりました。ちなみにスバルではアクセルの誤操作防止があったのですが、御社のにはありますか?」

VW「残念ですが、そのような機能はありません」

エイジ「お答えいただいて、ありがとうございます。ところで、WEBページに書いてあるのですが、24時間受付って本当ですか?」

VW「あー(笑)本当です。365日24時間、お待ちしています。」

エイジ「こんな質問にも答えてくれるんです?」

VW「もちろんです。フォルクスワーゲンをよろしくお願いします。」

 

エイジ「ハキハキした男性で印象がよかったです。機能はだいたい予想どおり。スバルのアクセル誤操作防止が先をいっているって事ですかね?」

マコ「どうでしょう、まだ2社目ですし。でもアクセルを踏んでいても大丈夫、というのは共通のようですね。」

シンゴ「海外では踏み間違え事故なんて起こらないのかも?または優先度が低いか、どちらかかな。」

エイジ「次はシンゴさん、電話してみますか。」

シンゴ「次はどこだい?(笑)」

マコ「メルセデスベンツにしましょう!」

メルセデスベンツのアクティブブレーキアシストでの自動ブレーキ

衝突事故の回避または被害の軽減をサポートするシステムです。先行車両と衝突する可能性がある場合には、警告灯と警告音で知らせると同時に必要な制動力をアシストします。
そのうえ、ドライバーが警告に反応しない場合は、自動で緊急ブレーキを作動させます。

出典:ヤナセ(メルセデスベンツ)安全性

シンゴ「外資はすごいね。メルセデスベンツも24時間問い合わせ受付だよ。働きすぎは事故のもとだよ?」

マコ「メルセデス・コール 0120-190-610″へかけます。シンゴさん、オペレーターに注意しちゃだめよ?」

シンゴ「しないよ(笑)」

 

プルルル かちゃ

「はい、メルセデス・コールです。メルセデスは、個人情報保護法に則り、お客様の情報は。。。」

 

シンゴ「音声ガイダンス、長いんだけど(笑)」

エイジ「フリーダイヤルだから付き合いましょう(笑)」

 

「。。。ご同意の場合、車に対するお問い合わせは1を、ファイナンスサー。。」

ピッ

シンゴ「早くオペレータを出して欲しい(笑)」

MB「はい、メルセデス・コールです。」

シンゴ「よろしくお願いします。御社の、例えば最近でたAクラスでいいんだけど、自動ブレーキは標準で搭載されている?」

MB「調べてまいりますので少々お待ちください。」

シンゴ「えぇ!?ちょっとまった!調べるんだったら、自動ブレーキでアクセルを踏んでいる時に、しっかりブレーキがかかるのかも知りたいんだけど。」

MB「かしこまりました。他にございますか?」

出典:メルセデスベンツ https://www.mercedes-benz.co.jp/ レーダーセーフティはオプション装備

シンゴ「元気そうなオバちゃんの声がするんだけど(笑)」

マコ「在宅ワークなのでしょうか。」

エイジ「それよりも、製品知識0じゃないですかこれ(笑)自動ブレーキの標準装備とかは押さえておいて欲しいです!」

 

MB「お待たせいたしました。自動ブレーキのお問い合わせですが、アクセルを踏んでいても速度が一定でしたら、自動ブレーキは作動するそうです。

シンゴ「そうですか。踏み間違いには対応していますか?」

MB「それは試験結果に乗っていないのでわかりません。手元の資料には無い情報ですね。」

シンゴ「(いや、全部試験結果なのかい、メルセデスは(笑))自動ブレーキのかかりかたは、どのようでしょうか?」

MB「はい、まずはドライバーへ警告します。その後一定の弱いブレーキをかけ始めます。最終的に回避に転じないとき、急ブレーキをかけるようにできています。

シンゴ「なるほど。弱いブレーキを先にかける事で、制動距離を稼げるってことか。」

MB「その通りでございます。」

 

シンゴ「メルセデスベンツも、アクセルを踏んでいても大丈夫なようだよ。アクセルの誤操作対応は無いようだけど。なんだ、みんな頑張っているじゃないか。」

エイジ「地味な話ではありますけどね、自動ブレーキって。でも技術的に、ドライバーも介入するし時間はないし、微妙な駆け引きがものを言う機能ですね。」

シンゴ「アセアセしながら話すおばちゃんが、なんだか親近感が湧くわ(笑)」

マコ「マンネリしてきましたね。そろそろボルボに電話したいところですが、日本車をもう1つ聞きたいですね。」

シンゴ「レクサスはどう?輸入車と日本車の間の子じゃない?(笑)」

レクサス SAFETY SYSTEMの自動ブレーキ

進路上の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避、あるいは衝突被害の軽減を支援します。万が一、車両や歩行者と衝突しそうな場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むと、プリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力を強力にアシストし、ドライバーの回避行動をサポートします。また、仮にドライバーがブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動します。

出典:LUXUS SAFETY SYSTEM

マコ「では、”レクサスインフォメーションデスク 0800-500-5577″にかけてみます。」

シンゴ「なにこの、0800って?」

マコ「新手のフリーダイヤルですよ。携帯電話に似ているので、間違える人が多いらしいです。」

 

プルルル かちゃ

LEXUS「はい、レクサスインフォメーションデスクです。」

マコ「すいません、レクサスには自動ブレーキが当然搭載されていると思いますが、自動ブレーキが作動するときにアクセルを踏んでいたらどうなりますか?」

LEXUS「弊社のプリクラッシュセーフティ機能ですね。アクセルを踏んでいても作動します。具体的には、アクセルの踏み量ではなく様々な条件のもと、たとえば、車がぶつかりそうになっていて、ドライバーへの警告音を発しても回避行動に出ないときに作動するようになっています。」

出典:https://lexus.jp/ レクサスも安全装備は一通り揃っている

マコ「すごく綺麗なお姉さんの声がします!このお姉さん、きっとロン毛美人です!」

シンゴ「やるなレクサス、声だけで満足させるとは。。。」

エイジ「電話!電話中ですよ!」

 

マコ「すいません、ありがとうございました。ちなみに、御社と遠いつながりになるスバルには、アクセルの誤操作防止機能が付いていました。天下のレクサスには同様の機能はありますか?」

LEXUS「いいえ、そのような機能はありません。」

マコ「いえ、いいんです、ありがとうございました!」

 

シンゴ「なぜちょっと嫌味を入れたの(笑)」

マコ「あんまりにも受け答えがいいんだもん!すべて待たずに答えがでましたよ!」

エイジ「だからって(笑)」

※注意 嫌味はフィクションですが、回答は本当に待ちませんでした。

シンゴ「業界標準なのかな?自動ブレーキはアクセルを踏んでいても機能するようだね。」

マコ「ですねー。普通に考えてそうだし、ボルボが言っているアクセルでキャンセルというのは、踏み込む量を増やした時の事かもしれませんね?」

シンゴ「なら、聞くことはきまったね。定速走行中の自動ブレーキの作動条件。これを聞いてみよう。」

ボルボ シティセーフティの自動ブレーキ

注意:この記事ではボルボの自動ブレーキに懸念していますが、ディーラーへの問い合わせの結果正しく動作することがわかりました。

私とボルボコールセンターとのやり取りが上手にできなかったようですが、そこを踏まえて記事はそのままにしておきます。ボルボ自動ブレーキへの正しい見解は、次の記事で用意しています。

 

City Safetyは、潜在的な危険性を見分けて回避するよう支援し、車内および車外の人を保護する安全システムです。ボルボが初めて導入したこの安全システムは、すべてのボルボ車に標準装備されています。City Safetyは、レーダーとカメラによる技術を使用して、他の車両、サイクリスト、歩行者、大型動物(ヘラジカ、エルク、馬など)を昼夜関係なく特定します。衝突が差し迫っていることを検知した場合や、規定時間内にドライバーが反応していない場合、警告を発して自動(被害軽減)ブレーキをかけ、衝突を回避または軽減することを支援します。

出典:ボルボ IntelliSafe Standard

マコ「では、”ボルボ・カスタマーセンター 0120-922-662″へかけてみます。昨日もかけましたが、アクセルオンでのキャンセルは即答でした。」

シンゴ「ボルボは大型動物にも対応するのがスゴイよね。」

エイジ「ヘラジカに衝突すると大変らしいです。足が細いのでボンネットの上に跳ね上がりやすく、窓ガラスに突っ込んでくるのでエアバッグが効かない。なので、衝突する前に止まる機能が必要なんですね。」

 

プルルル かちゃ

VOLVO「はい、ボルボ・カスタマーセンターです。」

マコ「あのぅ、昨日も電話で伺ったんですが、ボルボの自動ブレーキはアクセルを踏んでいると機能がキャンセルされるんですよね?」

VOLVO「はい、そうですね。警告音が鳴った後、アクセルを踏み続けている場合はドライバーの意思として認識して、自動ブレーキはキャンセルされます。」

マコ「(なんで上から目線なんだろ)それって、おかしく無いですか?普通クルマって、アクセルに足を置いておくことの方が多いですよね。」

VOLVOえぇ、しかし、アクセルを踏んでいたらキャンセルされます。

マコ「一般道での定速走行、高速道路での走行で、どれだけ足をアクセルから離して走行しますか?アクセルを踏んでいない時しか、自動ブレーキは効かないっていうんですか!?」

VOLVO「ええと、すいません、調べますので少々お待ちください。」

マコ「なんなのこの人。なかなか調べようとしないから、少し興奮しちゃうじゃない。」

シンゴ「アクセルを踏んだらキャンセルっていうのは即答できるのにね。」

エイジ「でも安全性が売りのボルボが、安全機能について保留にして調べるって、お粗末じゃないですか?」

 

VOLVO「すいません、お待たせいたしました。やはり衝突の危険があっても、アクセルに足を乗せているとキャンセルになるそうです。」

マコ「ほ、ほんとうなの。。。?それって役に立つの?他のメーカーはアクセルオンでもブレーキ効くんですよ?」

VOLVO「はい、どうもすいません。。。」

 

マコ「ちょっと。。。ショック大きいんですけど。」

エイジ「そうですね、まさかボルボの自動ブレーキの進化が止まっているなんて。」

シンゴ「オペレーターが間違っているんじゃないの?」

マコ「その可能性もありますが、でもオペレーターのミスだとしても、それも困った問題ですよね。。。」

各社の自動ブレーキの作動とボルボの問題

VOLVO SUBARU VW Mercedes LEXUS
アクセルオンでの自動ブレーキ作動 ×
アクセル踏み間違い防止 × × × ×

各社の自動ブレーキ作動条件の結果です。

今回、確かに焦点を「アクセルを踏んでいる時に自動ブレーキが作動するか」という一点に絞り込みましたので、この結果がセーフティ機能全体として悪い、というわけではありません。

しかし、人間の判断ミス、急病、脇見などでアクセルを踏んだ状態で危険が迫るケースは多いと考えます。その場合に頼りになるのが自動ブレーキのはずです。

とは言いつつも、シティセーフティのバージョンが上がることで改善される可能性は大きいと考えています。こればかりはVCJより本社へ話をあげていただき、実際にはどうなのか、改善はされるのか、対応してほしいと思います。

 

マコ「しかし今回、私たちはボルボの新しい問題点に偶然にもたどり着いていしまいました。」

シンゴ「そう、その問題点は2つだ。ひとつはこの、衝突安全機能の相対的な機能低下だ。ボルボは頑丈さと安全性を売りに販売してきた。今は頑丈さではなく、デザインとプレミアム感を売りにしようとしている。デザインはともかく、後付けのプレミアムなんてたかが知れているが、そのプレミアムの演出に必要だったのがデザインと安全性。その安全性にケチがついてしまった。

エイジ「実際、ケチをつけるのはディーラーからの回答を待った後ですが、各社のカタログを見ても、アクセルを踏んでいる最中の自動ブレーキの作動状況は記載が無いです。普通に説明文を読めば、アクセルを踏んでいようが踏んでいまいが関わらず、自動ブレーキは作動するように記載されています。ところがアクセルを踏んでいる最中は作動しないなんて事になれば、実際には大ごとです。」

マコ「自動ブレーキは搭載されていたとしても、責任はドライバーにあります。自動ブレーキの責任にはならないのです。でも、だからといって軽く見過ごせる事ではありません。」

シンゴ「これはボルボが隠しているのか、気づいていないのか?またはカタログやオペレーターが間違えているのか?」

マコ「もうひとつあります。オペレーターの質。たまたま他社との比較になってしまいましたが、受け答えが一番悪いのはボルボでした。これは正直に話します。」

エイジ「一番良いのはレクサスでした。とくに調べもせず、サラサラと質問に答えていただけました。電話ひとつとっても、満足感が違います。」

マコ「木村社長の作り上げたと自負するレクサス、そしてボルボ。この差はどこにあるのでしょうか。」

シンゴ「結局、しっかりと指導ができていないか、レクサスコールセンターのオペレーターの高い品質を作り上げたのは木村社長ではなかった、と考えるしか無い。その差に愕然とするよ。」

マコ「私たちはボルボのファンです。そしてユーザーです。だからこそ、ボルボにとって一番厳しい目を持っている。見た目だけの顧客満足に踊らず、顧客の声をひとつひとつ拾う努力をしてほしい。正確な情報を発信してほしい。このように願うばかりです。」

後日談:ボルボも(当然)アクセルオンで自動ブレーキはかかる

(2019年7月12日追記)

マコ「お二人ともすみません、ディーラーから答えをいただき、ボルボの自動ブレーキもアクセルを踏んでいる最中でも自動ブレーキがかかることがわかりました。」

エイジ「本当によかったです。ボルボの安全性能にケチがつくことはやはり、許されることではありませんからね。」

シンゴ「ということはオペレータのミスになるのか。しっかり定速走行中と伝えているのにね。」

マコ「私も調べが足りなかったのは事実です。そこは反省しなくてはなりません。実は、取扱説明書を読んでいると、確かにアクセルを踏み込むことでキャンセルになる旨は記載があるんです。」

シンゴ「え?そうなの?やっぱりキャンセルになるの?」

マコ「いえ、ただしくは、”自動ブレーキが作動している際にアクセルを踏み込むと、自動ブレーキをキャンセルする”というものでした。」

エイジ「つまり、それまでの運転の延長線の操作では自動ブレーキがかかります。けれども、ドライバーが意識してアクセルを踏み込めば、ブレーキはキャンセルされる。」

マコ「はい。ボルボコールセンターは私の質問が、自動ブレーキがかかったあとのアクセルオンじゃないか、と考えたのかもしれませんね。」

シンゴ「いやぁ(笑)定速走行って言っているんだから、汲み取るのがプロの仕事でしょう。」

エイジ「とにかく、この記事はボルボファンへ大変失礼なメッセージを送ってしまいました。同時に、アクセルを踏み込めばキャンセルできることも周知できた。」

マコ「ボルボの自動ブレーキについては、次の記事で再度説明しています。是非ご覧ください。」

 

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