コラム 車のエンジンはどれがいい?(2019年度版)

突然ですが、私は税金に深く関わる仕事をしています。

おかげさまで増税に軽減税率と2019年9月はここ数年でも1番の忙しさだといえます。でもそのせいで、ブログの更新がままならないのが残念なところ。

今回も何か楽しいボルボ話をお届けしたかったのですが、どうやら調べながら記事を書くのは無理そうです。

 

ですので。

 

思った事を書くだけ書こうと思います(^^;)

あ、もちろん車の話ですよ?w

燃費を稼ぐのは税率2%稼ぐより難しい?

photo : about-VOLVO

TAX!増税、嫌ですよね〜

軽減税率で食品関連は税率8%に据え置きですが、雑貨などのほとんどは10%に増税です。この差は2%。

車で2%の燃費の向上を図るのは、荷物を減らしたり運転方法を変えたりでなんとなできる場合も多いですが、メーカーが燃費を追い求める場合は、その2%はとても大きい2%です。

クルマをフルモデルチェンジする際に「前のモデルより10%燃費が向上」などと触れ込むのなら、それはたくさんの「2%」が組み合わさってできた10%の燃費向上という努力の結晶です。空力特性の見直し、タイヤの見直し、エンジンの性能向上。ありとあらゆる対策を施しているのですね(^-^)

マイルドハイブリッドの将来

エンジンに組み込まれるべき

スズキハスラー
なかなか可愛い赤色ハスラー

例えば、マイルドハイブリッドも燃費向上の為の1つのデバイスです。

エンジンの再始動と、極低速域をモーターで補助することを目的にしたマイルドハイブリッドは、名前の響きはよいけれども、どこまで実用かは「?」がついてしまいます。

先日、スズキのハスラーに乗ってきましたが、こいつにもマイルドハイブリッドは搭載されていました。

確かにアイドリングストップ状態からのエンジンの復帰は軽やか。しかしブレーキを離すとすぐにエンジンがかかります。モーターによるアシストは皆無に近い印象です。

そもそも、ハスラーはアイドリングストップを始めて30秒後には、車が停止していてもエンジンは始動してしまいます。回生エネルギーはほとんど、エアコンに消費されてしまっているようでした。

セールスさんも闇雲にマイルドハイブリッドを売り込んでくることはありません。これがマイルドハイブリッドの立ち位置なのでしょう。

ボルボV40にも回生ブレーキはついています。同じく、エアコンなどの電力に使われているようですが、30秒以上アイドリングストップしてくれます。ハスラーの場合は軽自動車であり、バッテリーの積載量が少ないことも理由にあがりそうですが、そこまで無理にマイルドハイブリッドを付けなくても良かったんじゃないの?って思う出来でした。

マイルドハイブリッドも、せめて時速10km/hくらいまでは走る性能は欲しいと思います。バッテリーを増やせばなんとかなりそうなんだけどな。

ボルボのマイルドハイブリッドの現在

出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

ボルボのマイルドハイブリッドはどうでしょう?

海外サイトでXC90 B5の評価が上がり始めましたが、マイルドハイブリッドはやはり、ブレーキから足を離すとすぐにエンジンが始動するようです。

その言葉をかりると、「良く仕上がった出来のいい普通のエンジン」だそうです。アイドリングストップからエンジンスタートまでをシームレスに補ってくれる装置。つまり、電動クリープは無いと言えます。

それでも、ベースエンジンである「D5」に比べて15%燃費が改善するといいます。エンジンこそスタートしていますが、その後もアシストをしてくれるという事かな?

マイルドハイブリッドは、ハイブリッドの仲間というよりはエンジンの効率ちょい盛りデバイス。大きく宣伝するのではなく、ガソリンやディーゼルエンジンに組み込んで一般的なモデルとして販売すれば、良いのではないでしょうか。ねぇ?ボルボさん。

欧州マイルドハイブリッドに将来はある?
ガソリンに組み込まれて贅沢なものではなくなる。スズキの軽自動車がそうですが、たくさんのマイルドハイブリッドを搭載する、エンジンの一部とすることでコストを削減、燃費を向上させることができます。一時期はもてはやされる欧州MHVですが、徐々に目立たない存在になるでしょう。

プラグインハイブリッドの将来

電気がないと効率が下がるPHEV

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 エクステリア

プラグインハイブリッドも最近気になるエンジンです。

先日MINIに試乗してきたことは前の記事にしてありますが、しっかり充電された電池を積んだプラグインハイブリッド車はなかなか素晴らしい性能を発揮します。スムーズにアイドリングストップからエンジン始動状態にするなど、当然です。

自宅のまわりなら電気モーターだけでおおよそ40kmくらい走るとカタログにはうたっています。残念なのはここで、試乗ロングドライブではだいたい6割〜7割の燃費しか稼げませんでした。7.5kmをMINIの電動モーターだけで走って30%の電気を使ってしまった(*´ω`*)

また、バッテリーが増えていることによる燃費の悪化は確実。実際、時速45km/hで定速走行を行ったところ、MINI  PHEVはエンジンのみの走行で、瞬間燃費でも9km/hほど。ほんとうに電気が無いと動けない!

ちなみにディーゼルのD4は、45km/h定速走行でおおよその瞬間燃費が25km/h。ディーゼル強いな。。。

まあ、MINIの場合はどう見ても空気抵抗をうけるボディ形状。可愛さとの引き換えです(^-^)

排ガス規制の抜け道カー

MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4 充電開始

プラグインハイブリッドの未来。ガソリンも使えるし電気も使える。でもインフラが整うまでの時限カーと見られるのが普通です。

バッテリーを搭載するのでどうしても重くなるし、そのバッテリー性能が上がれば、電気だけで走るEVが優位になります。各欧州メーカーはこぞって沢山のプラグインハイブリッドカーを作りますが、あれは欧州排ガス規制を乗り越える為だとか。

プラグインハイブリッドカーをつくったら、その車のCO2排出量は本来の排出量よりも落とせる、という抜け道が用意されたことに起因します。公式に嘘をつけるそうですよ。

日本の法律がそこに準ずるかどうかはわかりませんが、仮に欧州の真似をしなかった場合、CO2排出量の数値が変わる可能性がありますね。

PHEVらしいクルマがあれば

ploestar-one
出典:polestar

そんな抜け道カーなら、いらないかも・・・と言いたいところですが。魅力もあります。それは”全部盛り”だという事ですね(^^)

エンジンを楽しめるし、EVも楽しめる。私はむしろ、スポーツカーだとかスポーツセダンとか、そのあたりに欲しいと思います。

EVで走行できる距離=ガソリンで走れる距離にしてしまうんです。そして、ハイパワーモードで常時両方を駆動するモードなんかつけちゃったり。300psなんて余裕の超強力パワーソース!

けれども、プラグインハイブリッドカーですからね、街乗りはEVだけ、という選択もできちゃうんです。おおよそ200kmくらい走れれば満足するんじゃないかなぁ。

まあ、これが実現する頃にはEVは500kmくらい走れるかもしれませんね(笑)

プラグインハイブリッドに将来はある?
燃焼エンジンと組み合わせた電動ターボが楽しい独自の路線が見出せます。容量が増えれば、エコ走行もしっかりできる。もしもリセールが悪くなっても、EVだけで乗り続ければいいだけですよね。

燃焼エンジンの将来

エネルギー問題と直結する

ガソリン燃焼とディーゼル燃焼
出典:JST

先日、石油施設が攻撃される事件がありました。正直ひやっとしましたね。

そしてやはり、ガソリンだけに頼る生活は終えないといけないと感じました。自然エネルギー由来のエネルギーで生きていかないと。

アメリカがシーエルガスの開発をし、重油が安くなってきたと思えば、石油産出国が重油をさらに安くしてそれを潰す。潰したら、また値上げする。油田を持つ国が世界のエネルギー事情をコントロールする時代を、そろそろ終えないといけません。

電気自動車は太陽光、風力、水力でエネルギーを賄えれば、将来がしっかりあるクルマになり得ます。日本も地熱発電だとか、もっと沢山の自然エネルギーを開発するべきですよね。核融合エネルギーが開発に成功すれば、一気にEV化できると考えています。

燃焼エンジンとしては、ガソリンは難しくなってきます。軽油は?バイオディーゼルが実現すれば良いのですが、食糧事情につながってしまうので否定派が多いのが残念です。

それでも軽油には微かな未来が残っている。現状、効率No1を叩き出すディーゼルですから、もう少し将来を見据えた研究をして欲しいなと思います。

ボルボでの燃費最強はMHV+ディーゼル

XC90のフロントマスク

ちなみにボルボは、マイルドハイブリッドは最初に、ディーゼルとの組み合わせから始めました。電動化だっていっても、まだまだディーゼルを捨てる気は無いんじゃないかな?

プラグインハイブリッドであるT6 / T8 TwinEngineをもってしても、ディーゼルには敵わないのです。ここにマイルドハイブリッドまで入れたら、しばらくは燃費最強のエンジンでいられるでしょうね。

燃焼エンジンに将来はある?
いつまでも石油に頼っていてはいけません。石油が残っていたとしても、徐々に使用しないように動かないといけません。それでも、バッテリーを作るにも車をつくるにも、石油を使っているのが課題ですね。

エンジン問題が続く未来

ボルボのTwinEngine充電
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

しかし、今から5年以内に、これらの勢力は随分変わる可能性があります。

10年前には、プラグインハイブリッドもEVも、クリーンディーゼルも無かったのです。ここから5年でどうなるかなんて、予想するのも難しい。

リセールを考えた場合、少なくとも何かしらのクリーンエネルギーを使うクルマに乗っておくことが必要かなと思いますね。

私と言えば、先日MINI PHEVに乗ってプラグインハイブリッドの魅力に触れてきました。確かに電気が尽きれば走らない。それでも、独特の魅力があるのは事実でした。

EV走行を試した時、スムーズなドライブフィールがとても楽しかったのです!それでもインフラが整備されていない現在、いきなり電気自動車は難しい。充電できずに走れなくなるなんて、考えられません。

ということで、XC40のプラグインハイブリッドを狙おうと考えています(^-^)

それまでは、クリーンディーゼルのV40 D4を乗り続けようかな。あきらかにD4のほうが燃費が良いのが残念ですが(笑)

皆さんも、次の車のエンジンはよ〜く考えた方が良いですよ!

 

お読みいただきありがとうございました!

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