XC40を購う時に後悔しない為の11項目チェック(MY2020対応)

ボルボXC40を購入したいと考えている方へ、失敗しないXC40選びのポイントをお話しします。2020年度対応版です。

この記事は、2018年9月23日に投稿したものの再編集版です。

ボルボが2018年に発売した小型SUV「XC40」。

評論家や市場の評価がとっても高く、ただいま納期半年待ちの超人気車種です。

XC40を購入しよう、明日買いに行こうと意気込んでいるあなた、ちょっと待ってください!!

しっかりオプションはチェックしましたか?内容に不満はありませんか?

半年待つという事は、半年経つ間にもやもや後悔し出すかもしれません。

このブログ記事でおさらいをして、後悔のない、すばらしいボルボライフを送りましょう!

XC40はこんなクルマ

カーオブザイヤーにも輝いた、ボルボXC40。日本車に比べればおお振りですが、ドライビングポジションが高く視界がいいので、大きさを感じさせず運転しやすいのがポイントです。

お尻を下ろすシートが適度な高さで乗り降りがし易く、荷物もたくさん乗せられます。引き締まったボディデザインも相まって、街乗りSUVとして今一番の注目株ですね。

乗り降りでスカートを気にしなくて良いなど、女性にも評価が高いのも特徴のひとつです。

試乗を是非おすすめしますが、ハンドルは軽くエンジンも軽快なので、運転で疲れを感じることはほとんどないでしょう。

ライバル車はフォルクスワーゲンのティグアンあたりですが、XC40が断然人気です。が、実力が確かなものかどうか、ライバル車の試乗に行くのもいいかもしれませんね。

なお、デジタル版のカタログはボルボ公式サイトで見ることができますよ。

それでは確認11項目、いってみましょう!

グレードは決まりましたか

XC40ドアポケット

グレードは4つあり、すっぴんグレードはグレード名無し、充実装備はMomentum(モメンタム)、豪華装備はInscription(インスクリプション)、スポーティ仕様のR-Design(アールデザイン)となっています。

グレード特徴価格
T4すっぴんグレードでオプションがあまりつけられない¥3,890,000
T4 Momentum装備充実モデル ホワイトルーフの対象モデル¥4,490,000
T4 AWD Momentum装備充実モデル ホワイトルーフの対象モデル¥4,690,000
T4 AWD R-Designスポーティモデル ブラックルーフの対象モデル¥4,990,000
T5 AWD R-Designスポーティモデル ブラックルーフの対象モデル¥5,490,000
T4 AWD Inscription豪華装備¥5,090,000
T5 AWD Inscription豪華装備¥5,590,000

基本的にはエンジンのグレードと装備のグレードの組み合わせですが、T5エンジンはR-DesignとInscriptionしか選べません。エンジンの性能とグレードは細かく考えるべきですが、XC40の場合はまず、装備グレードから考えることをお勧めします。

理由は簡単で、T4エンジンもT5エンジンもよくできているエンジンだからですね。街乗りではあまり違いは感じません。

サウンドシステムは決まりましたか

XC40ドアスピーカー

XC40のサウンドシステムは、パフォーマンスサウンドシステム、ハイパフォーマンスサウンドシステムと、harman/kardonサウンドシステムの3つから選びます。

harman/kardonはボルボ他BMWなどでも装備される高品質サウンドシステムです。車内では音楽をいつでも流しているので、音はできるだけ良いものにしておいた方がいい。

サウンドは後々一番後悔するポイントのひとつです。

ハイパフォーマンスサウンドが悪いわけではないのですが、やはり奥行きのある音を楽しむのであれば、つけておきたいオプションです。

(2020年モデルで、T4もハイパフォーマンスサウンドシステムが搭載されました。)

グレードサウンドシステムharman
T4(2019年モデル)パフォーマンスサウンドシステム(80W 3スピーカー)
T4(2020年モデル)ハイパフォーマンス

サウンドシステム(250W 8スピーカー)

T4 MomentumOP
T4 AWD Momentum
T4 AWD R-Design
T5 AWD R-Design
T4 AWD Inscriptionharman/kardon サウンドシステム

(600W 13スピーカー サブウーハーつき)

T5 AWD Inscription

harman/kardonはInscriptionには標準装備。T4以外はオプションで装備できます。

価格は ¥100,000 ですが、メーカーオプションなので本社に発注し特別製造になる可能性があります。その場合、ボルボでは値引きがつけられない、という話になることが多い。

どうしてもつけたい場合はディーラーでよく相談しましょう。

詳しくは下記記事で特集しています。

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アクティブパフォーマンスシャシーはつけますか

※写真はV40

ドライブモードによりサスペンションのセッティングが変わる、アクティブパフォーマンスシャシー。乗り心地を重視した柔らかいセッティングにしたり、スポーツ走行を重視したセッティングにしたりと、サスペンションの硬さを変えられるのが魅力的。

とはいえ、足の硬いはずのR-Designでさえも上質な乗り心地を提供するスプリングサスペンションでも十分といえば十分。

グレードサスペンションシャシー
T4標準サスペンション
T4 Momentum標準サスペンションOP
T4 AWD Momentum標準サスペンションOP
T4 AWD R-Designスポーツサスペンション
T5 AWD R-Designスポーツサスペンション
T4 AWD Inscription標準サスペンションOP
T5 AWD Inscription標準サスペンションOP

できれば試乗して決めたいところですが、Momentumのように標準サスペンションかつホイールサイズが小さくなるモデルでは、乗り心地が悪くなる可能性があります。後席に人を多く乗せるのなら、考えてもいいオプションですね。

価格は¥110,000。XC60が¥300,000に対して安くセッティングされているのは、エアサスペンションじゃない為。

AWD(4WD)かFFか 駆動方式に後悔はありませんか

雪道のイメージ

これはT4のMomentumを選ぶときに考えることのひとつです。AWDかFFか。

価格差¥200,000と決して安くはなく、AWDがいらないと考えている人には他のオプション装備にその分を回したいと思うことでしょう。

FFを選ぶと、燃費が多少よくなるのも魅力的。しかしAWDにはそれ以上のメリットがあります。

ひとつは走行安全性能。電子制御式AWDはFF:FRのトルク配分を100:0〜0:100までコントロールするこができる優れもの。加速時にも姿勢を崩さないフラットな走りを体感できるでしょう。

それに中古でのリセールバリューが高いこと。SUVの格好をしている限り、中古ではAWD車が好まれます。

下取り時の売値も高く維持できるので、20万円は戻ってくると考えてもいいでしょう。

最後にポールスターパフォーマンスパッケージの存在。AWD車がこのパッケージを導入することで、後輪駆動比率を高め、よりスポーツ走行に適したセッティングに変えると、ボルボが発表しています。

詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。

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polestar-paformance-software

パワーテールゲートはつけますか

Momentum、R-Design、Inscriptionにオプション設定の、パワーテールゲート。最近各メーカーで装着が見られる、足をかざすと自動的にテールゲートが開く、あれです。

価格は2019年モデルが¥58,000。2020年モデルは、コンビニエンスパッケージとしてシートヒーター類とのパッケージオプションとなり、¥98,000で装着できます。

便利装備なのでついていてもつけなくてもいいと思いますが、当然ついているものだと考えている場合もありますので、念のためあげました。

ホワイトカラールーフはつけますか

出典:Volvo car japan https://www.volvocars.com/jp/

ホワイトカラールーフはMomentum専用のオプション装備。

ポップでカラフルな印象にしてくれる、なかなかオシャレな装備です。

ホワイトカラールーフをつけることで、標準モデルとの差別化をはかれるとともに、人と違うオシャレさをアピールすることができますね。

このオプションは、2019年モデルで¥66,000。2020年モデルは、19インチアルミホイールとセットで¥180,000です。

あとは、自分の好きなボディカラーに似合うかどうか、ですね。

ワイヤレススマートフォンチャージはつけましたか

非接触充電対応のスマホを充電できる、便利な装備。1stエディションにもついていましたね。Inscriptionには標準装備なので、その他のモデルで必要なら選びましょう。

グレード設定チャージ
T4オプション設定OP
T4 Momentumオプション設定OP
T4 AWD Momentumオプション設定OP
T4 AWD R-Designオプション設定OP
T5 AWD R-Designオプション設定OP
T4 AWD Inscription標準装備
T5 AWD Inscription標準装備

価格は¥28,000。安いのでつけちゃうといいですね。

車は長く乗るものですから、いまは持っていなくても、将来ワイヤレスチャージのスマホを買うかもしれませんよ。

エンジンは2種類

男なら悩みそうなエンジン2種類。T4エンジンとT5エンジンですが、T5エンジンはツインチャージャーのハイパフォーマンス仕様。正直いって、国内では190ps、300NmのT4で十分な気もしますが、上があるなら上に乗りたい、と思っちゃうんですよね。

Drive-E ガソリンエンジン T4

最大出力140Kw(190ps)。最大トルクは1,400rpm〜4,000rpmの広い範囲で、300Nmという太いトルクを発生させます。

高トルク型のエンジンで、太いトルクをできるだけ低回転側に寄せて、運転をしやすくしています。T5エンジンに比べれば高回転域での伸びは少し及びませんが、トルクの落ち込みもわずかで、どの回転域でも使いやすいエンジンでしょう。

燃費は13.2km/L、ハイオクガソリン指定。まずまずの燃費と言えますね。

Drive-E ガソリンエンジン T5

最高出力 185kw(253ps)。最大トルクを1,800rpm〜4,800rpmのとても広い範囲で、350Nmという「図太い」トルクを発生させます。

V40シリーズでは最高峰のエンジンで、スポーツ走行を視野にいれるハイパフォーマンスモデル。全域でT4エンジンよりも高いパフォーマンス。なのに、街のりはとってもジェントルに、軽やかに運転できる特性を持っている万能タイプです。

今までディーゼルエンジンのD4(トルク400Nm)に乗っていた方は、こちらのエンジンでないと物足りないかもしれませんね。

燃費は少し下がって12.4km/Lのハイオク指定です。そして、T4とT5の価格差は50万円!そんなに違うのってくらい、高いですね。

環境エンジンではありません 待ちますか

D4204T14

市場からの声が大きく上がっている、ディーゼル仕様のD4。ボルボはディーゼルの開発を今後しないと宣言していますが、スウェーデン本国では販売していて、日本法人が導入しないだけ。

そもそも、XC40は新燃費基準に対応したエンジンが搭載されていません。つまり、エコカー減税の対象ではないのですね。

ですので、力強くて高燃費、エコカー減税もうけられる、ディーゼルエンジン仕様を早く導入してほしいと願っている人も多いでしょう。

しかしボルボはディーゼルエンジンはV60以下のレンジには搭載しないと表明しています。

そして今後確実に搭載されるのが、TwinEngine仕様。3気筒エンジン+モーターの組み合わせで出ることが予想されていますが、まだ本国でも発売はされていません。

2020年モデルには海外では搭載される模様ですが、日本導入はマイナーチェンジでは搭載されませんでした。ボルボのように長期にわたり乗り続ける車の場合は、新エンジンの登場を待つのもいい選択かもしれませんね。

XC60が視野に入ります しっかり比較しましたか

XC40のT5 AWD Inscriptionは、559万円。

XC60のT5 AWD Momentumは、599万円です。さらに、評価の高いディーゼルモデル、XC60 D4 AWD Momentumは、629万円です。

すこしの投資で上位モデルに乗れるのです。

サウンドシステムがharman/kardonからハイパフォーマンスサウンドに落ちてしまうし、シートは本革からT-TEC/テキスタイルに変わってしまいますが、スタイリッシュなXC60も魅力的です。

XC60はMomentumとInscriptionの装備差があまりなく、マッサージチェアやシート、内装の一部に変更を受けるのみで、Momentumでも満足度が高いのが特徴。

モデル/グレード標準価格
XC40 T5 AWD Inscription¥5,590,000
XC60 T5 AWD Momentum¥5,990,000
XC60 D4 AWD Momentum¥6,290,000

とくに、後席に人を多く乗せたくて、アクティブパフォーマンスシャシーを考えているのなら、XC60を考えた方がいいでしょう。

XC40の後席は、広いとは言っても40シリーズの規格です。快適さは60シリーズには及びません。

ボルボはどのモデルもフロントシートは最高なのですが、リアシートは「それなり」ですから、しっかりリアシートの乗り心地も確認してみましょう。

詳しくは下記の記事で詳しく記載しています。

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volvo-xc40-exterior-back

スマボで検討すると支払額が多い場合があります

もしも値引きが無い状態で購入しなければならない場合(オプションをつけたら先行発注した中に希望車種がなく、工場への特注になる場合)は、値引きは0円と言われると思います。

そんな時は、スマボはオススメです。スマボは値引きは無いのですが、5年後のリセールバリューを考慮した残価をもとにして、使用料を決めています。

その中には自動車税やメンテナンス費用も含まれていて、あとは保険と3年目の車検、4年目以降のメンテナンス費を配慮すればOK。

しかし、そのお得効果はせいぜい20万円くらい。

値引きで20万円を超える場合は、ローンを組んでいても購入のほうがトータルで安くなりますし、5年後に返却になるので、長く乗りたい人にはおすすめしません。

※2019年1月現在の値引き情報では、一見さんは値引き0円、ボルボユーザーの場合は値引きが緩んできており、40万円前後は狙えるようです。スマボは益々オススメしにくいファイナンス商品です。

詳しくは、下記の記事で検証しています。確認してください。

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以前、スマボは割に合わないのではないかと記事中で書きましたが、新たな情報を集めたので、しっかりと検証して発信しようと思います。スマボでの契約は、海外では普通に行われていることで、日本だけ極端に低いらしいです。日本人には支払い[…]

11個のチェックは終わりましたか

XC40には様々なオプションがありますが、見逃しがちな項目について取り上げて見ました。

いかがでしたでしょうか。

シンプルなラインで構成されていて、美しいデザインのXC40は、一目見て一度ハンドルを握れば、欲しくなることは確実です。

しかし、惚れた勢いで購入してしますと、待っている間に不満が募っていく場合があります。カタログをよく見ること、T5 R-Designだけでなく、T4 Momentumにも試乗することも高い買い物をする上では必要なことです。

そしてその参考に、about-VOLVOをご活用ください!

お読みいただき、ありがとうございました!

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